アミロイドβが認知症の原因…とは断言できない理由と溜めない方法

The beta amyloid peptid, amyloid plaques, Alzheimer disease

認知症の原因について調べ始めると「アミロイドβ(ベータ)」という言葉を知ることが多いと思います。(βアミロイドということもあります) この脳内物質が変性するとアルツハイマー型認知症を引き起こすのではないか、との仮説が現在主流の考え方です。実際に研究者レベルでは、アルツハイマー病は、アミロイドβが脳内で凝集し沈着することが原因と考えています。 平成30年2月、各新聞のトップを飾った記事が...

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手のしびれは何科?緊急受診か見極められる5つの知識【医師が解説】

Old man with finger pain

ジリジリジリ……ジンジンジン………。 その手(手のひら)のしびれはいつからですか? どの部分がしびれますか? 実は、日常生活の中で、手のしびれを経験することは頭痛や腹痛などに比べると少ないものです。頭痛や腹痛などは、結構経験しているため、自分自身で重症感がわかるものです。しかし、初めて経験する急性的な手のしびれは不安感を増大させ、より症状を強く感じてしまいます。 もちろん慢性的に...

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服薬管理・専門医が断言「薬の飲み忘れは認知症の初期症状」対応策は

Senior Woman Taking Medication From Pill Box

「薬の飲み忘れ」について対処されていますか? 「たまに思い出したときに飲めばいい」と考えている方も少なくありません。 実は認知症専門外来の初診で必ずお伺いする質問があります。「服薬管理ができていますか?」です。内科医として服薬管理ができない患者さんへの薬の処方はとても危険です。 服薬管理ができないことは、認知症の症状の一つでもあります。単純な飲み忘れなのか、慢性的に認知症で服薬管理が自...

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専門医が指摘!「脳ドックでは認知症を発見できない」理由

Radiologic technician and Patient being scanned and diagnosed on CT

外来をやっていると、「脳ドックで異常がなかったので認知症は心配ありません」という報告をいただいたり、「認知症が心配なので脳ドックを受けた方がよいでしょうか?」という質問を受けることがあります。 そこで自分が「脳ドックで認知症は見つかりませんよ」とお伝えすると、皆さん驚かれます。 脳ドックは、脳の状態を各種画像撮影機器などを使用して、客観的に判断するものです。費用は数万円程度、時間は検査...

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在宅医療は怖くない・患者と介護者が最も安心できる環境を作るコツ

Nurse checking blood pressure of female patient

平成30年には、6年に一度ある「医療保険と介護保険の同時改定」が行われます。そこで、厚生労働省が打ち出している方針の一つが、「時々入院、ほぼ在宅」です。これからの医療は、「在宅医療」が中心になっていきます。 在宅医療とは、なるべく入院せずに自宅にいながら医療が受けられるようになることですが、いきなり在宅で治療といっても不安があるでしょう。 ご家族にとっては、食事、点滴や投薬、入浴や体の...

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「痩せ」は万病のもと!医師が勧める理想体重維持で健康増進する方法

Young sick girl with anorexia

「体重を減らしたい」と多くの人が願っています。巷には、ダイエットのためのサプリメントやサービス商材、書籍、雑誌の特集が溢れていて、よく売れているようです。 実は多くの女性が、医学的には「痩せ」の範疇に入ります。164cmで49kgの方はそれなりの数いると思いますが、危険水域と言える数値です。 フランスでは痩せすぎモデルは仕事ができないようになりました。モデル体型に憧れて過度なダイエット...

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血管性認知症・アルツハイマー型とは異なる特徴と経過を専門医が解説

brain scan

今回は「血管性認知症(脳血管性認知症)」のお話をします。 認知症といえば「アルツハイマー型」を思い浮かべるのではないでしょうか。しかしこればかりではありません。認知症の原因疾患は100以上あるといわれています。 血管性認知症は、アルツハイマー型に次いで二番目に多い病いです。 50〜70歳台で脳出血や脳梗塞を発症する患者さんがいらっしゃいます。発症当時は、片麻痺を中心とする運動障害...

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70歳を過ぎても性にお盛ん…医師が断言!異常性欲の放置は禁物です

Heartbroken senior woman

「元気なのかどうなのか、ちょっと度がすぎる……」。これに悩まれている方がいます。 男として認知症の症状の中で、絶対に治療してほしいものがあります。異常性欲です。 これは教科書等ではあまり載っていませんが、月に1,000名の認知症患者さんを診ていると結構あるものです。もちろん、患者さん及びご家族が自らはっきりと「異常な性欲で困っています」とは訴えられません。 患者さんの症状について...

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2025年問題とは・専門医が予想する構造の変化と自分を守る対応法

Superannuated housing complex

2025年問題をご存知でしょうか? 端的に言えば、「後期高齢者が急増する。それに伴い産業構造が著しく変化する」ということです。 医療や介護の現場では、以前から2025年問題を意識しています。今、後期高齢者じゃない50〜60代の方にとってはまだピンと来ないかもしれませんが、現在の医療や介護の制度や施設、従事者数では圧倒的に足りなくなるのです。 「将来は介護施設にお世話に……」と考え...

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認知症サプリを斬る!専門医お薦め習慣と食事からとれない栄養素とは

portrait of senior couple looking at pill bottle in hand

日々の認知症外来では、認知症のサプリメントについての質問をよく受けます。 「少しでも患者さんの認知症の進行を抑えたい、改善させたい」という切実な思いを感じます。医薬品に加えてなにかプラスになるものがないかとお探しの気持ちはよくわかります。 同時に、介護者自身が「自分はこのように認知症になりたくない」との思いから認知症のサプリメントに関心をもたれるのです。 そのため、成分がはっきり...

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