ファイナンシャルプランナー ①

皆さんファイナンシャルプランナー(以下FP)という資格をご存知でしょうか?

FPとは、皆さんの豊かな暮らしを実現する総合アドバイザーです。

住宅ローンの借り換え、生命保険の見直し、子供の教育資金、老後の年金相談、低金利時代の資産運用、預貯金運用など個人・家庭の暮らし、家計の診断、家計の見直し、家計の節約について的確なアドバイスを行いより良いライフプラン(人生設計)実現のお手伝いをします。

なんと、平成22年5月23日(日)にその試験を受けてきました。

医師、それも専門医でありながら、なぜFPと思われるかもしれません。

目的は、自分自身の知識の整理をしたいということです。

医師・経営者として生活していると、公的年金・社会保険・リスク管理としての各種保険・資産運用・タックスプランニング・不動産・事業承継について、聞きかじり程度には知識はあるものです。

しかし、系統だって勉強はしたことがありません。

いずれは、まとめて勉強してみたいと考えていました。

そこでこれらの知識がコンパクトにまとまっているのがFPの試験でした。

勉強してみて思うことは、“漢字検定と同じでは?”ということです。

つまり、生きていく上での知恵であるということです。

日々生活をしていて、誰もが必要とする最低限の知識だと感じました。

皆さんも漢字検定の感覚で受けてみてはいかがでしょうか?

社会福祉士と他の資格と組み合わせ(行政書士)②

成年後見人制度において、社会福祉士さんの働きは、申請だけではありません。

まず成年後見人になる事も重要です。

成年後見人には、親族後見人と専門職後見人があります。

親族後見人と専門職後見人の比率は、7:3です。親族後見人の内訳は、親7.9% 子31.7% 兄弟姉妹 12% 配偶者 8.6% その他の親族 12%です。

専門職後見人の内訳は、司法書士が10.5% 弁護士7.7% 社会福祉士 5.3%となっています。

このうちの、専門職後見人の分野で認知症や障害者の方々を理解されている社会福祉士さんの活躍が望まれます。

その点で参考になるのが、私も会員になっているNPO法人東濃成年後見人センターです。

高齢者・障害者の人権を法律・医療・福祉・その他の専門家と地域の住民で守るシステムで動いています。

このシステムは、どこの地域でも必要であり実現可能です。

多くの社会福祉士さんが、積極的に同様の働きをされることを希望します。

社会福祉士と他の資格と組み合わせ(行政書士)①

社会福祉士を目指す方々の中には、成年後見人制度に関心をもたれている方も多く見えます。

通常、土岐内科クリニックの認知症専門外来では、認知症のレベルから、成年後見人が可能であれば、ご家族に申請をお薦めします。

成年後見人の申請の際には、家庭裁判所に行っていただく必要があります。

ご家族が高齢であると、煩雑な手続きのために躊躇される事もあります。

その際に、専門家に代行してもらえると助かります。

通常、申請の場合は司法書士さんや行政書士さんにお願いします。

しかし一つ問題があります。

当院から、彼らに依頼をした場合は比較的スムーズに申請から認定になりますが、ご家族が最初に、司法書士・行政書士さんに相談すると比較的中等度のケース(この点は、以前の私のブログをご覧下さい。)

では、適応外とされるケースがあるのです。

彼らは、申請のプロではありますが、認知症や介護のプロではありません。

そこで、社会福祉士の資格をもった、行政書士さんが見えれば、医師・家族のいずれにも助かるものです。社会福祉士養成講座の学生さんにも行政書士の資格を持っておられたり、目指されている方が見られます。

今後の活躍に期待がもたれます。

社会福祉士と他の資格と組み合わせ(ケアマネージャー)①

先回、社会福祉士の資格は、他の資格と組み合わせる事で、更なる可能性があるのではないかとお話しました。

もっとも、可能性のある組み合わせは、ケアマネージャーではないでしょうか?

ケアマネージャーは、介護保険の知識を中心に、利用者さんのケアプランを作成します。

しかしその際に重要な事は、介護保険にとらわれることなく、介護保険外のサービスをいかに組み合わせるかが重要となります。

ケアマネージャーは、介護保険のことは知っていて当たり前で、介護保険外の知識をいかに有効に利用してするかが、質の差になります。

社会福祉士さんと接していて感じることは、彼らの膨大な知識が、うまく利用者さんに使われていないことです。

ケアマネージャーと組み合わせる事で、より質の高いサービス提供が可能になると思います。

この点を上手く利用しているのが地域包括支援センターです。

介護や福祉に関する地域の総合相談窓口となる地域包括支援センターには保健師(看護師)、主任ケアマネジャー、社会福祉士といった3種類の専門職がいます。

まさに理想的な職種の連合だと思います。

日総研の社会福祉士の通信教育のスクーリングにも、地域包括支援センターの職員の方が、参加されているのも、とても望ましいものと思われます。

社会福祉士①

今回は、社会福祉士を紹介します。

社会福祉士とは「専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者。

又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連携及び調整その他の援助を行うことを業とする者」とされています。

しかし私も、3年前より社会福祉士の医学一般の授業を担当させて頂き、少し理解ができてきましたが、世間からの認知度は低いようです。

病院などでは、ソーシャルワーカーとして退院後のサービス調整を行います。

福祉制度・社会保障制度・福祉資源等を有効活用して、困難な生活を組み立てるお手伝いをする専門職のライセンスといえますが、この業務は、目には見えないソーシャルワーク・相談業務であるため、他者・他職種からは、専門性が認識されにくいです。言葉は悪いですが、質・責任を負うことを問わなければ、誰でもできてしまいます。

また、老人福祉施設等では介護福祉士は、お体が不自由な方々のお世話をするため、多くの介護福祉士が必要となります。

しかし、社会福祉士の場合は、施設に2人ぐらいいれば十分です。

そのため社会福祉士の専門性がいかせる職場は増えると思いますが、社会福祉士の人数が多いため、求人・仕事のパイの取り合いになっています。

そのため、社会福祉士は、飽和し専門性をいかした職には、就きにくいと思います。

しかし、私個人の意見としては、社会福祉士の資格は、他の資格と組み合わせる事で、更なる可能性があるのではないかと思います。

社会福祉士においても差別化、スキルアップ、専門性の強さ等が必要です。次回、詳細をお話します。