映画「おとうと」②

映画「おとうと」のなかで、弟の鉄郎が癌の末期になります。

そこで、病院で胃瘻が増設され、民間ホスピスで生活しています。

当然、栄養はすべて胃瘻を通して行われます。

私の考えでは、癌の末期に胃瘻?と疑問を持たざるを得ません。

実は、胃瘻は約15-6年前から国内で導入された技術です。

海外では、当初は障害を持った小児を想定して作られていました。

しかし、日本では、食事が取れなくなった成人にまで適応が広げられていきました。

特に、入院日数を減らしたい病院との思惑が一致して、最近では年間に20万例が新規で導入されています。

凄い数だと思いませんか?

胃瘻は、比較的新しい医療技術であるため、導入するか否かについては、世の中の同意が得られていません。

実際の現場では、

①高齢で食事が取れなくなった方 

②脳血管障害で意識は比較的保たれているが、嚥下障害が強く誤嚥性肺炎を繰り返している方 

③癌の末期

の3つのパターンに導入されているようです。

正直、高齢で食事が取れなくなった方への胃瘻は、意味がないのではないでしょうか?

また脳血管障害の方は比較的年齢が若い方の場合は、導入も一案だと思います。

一方癌の末期は、過去に苦痛を延ばすという理由で、中心静脈栄養からの高カロリー輸液を使用しなくなった経緯からは、胃瘻導入は時代に逆行しているような気がします。

いずれにせよ、胃瘻は一概に良いとか、悪いとか言い切れるものではありません。

適応症例を、一例ずつ丁寧に検討して、一定の導入基準を作成する必要があると思われます。

映画「おとうと」①

先日、DVDで映画「おとうと」を見ました。

特に、映画の情報があったわけではないのですが、DVDが8月4日に発売されたため、とりあえず購入していました。

いつもの癖なのですが購入すると、いつでも見られると安心してしまい、そのままになってしまいます。

実はそんな、DVDが30作品以上はあります。

しかし今回は購入後1ヶ月半経った日に、観ようという気になりました。

この映画は、『家族』、『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、『学校』シリーズ、そして『男はつらいよ』シリーズで、その時代、時代の日本の家族を描き続けてきた山田洋次監督の作品です。

主演は吉永小百合。

愚かな弟の鉄郎には、『私は貝になりたい』『ディア・ドクター』の笑福亭鶴瓶です。

笑福亭鶴瓶はディア・ドクターといい、医療関係の映画が続いています。

観るまでは、またいつもの家族の絆を描く話かなと、正直あまり期待していませんでした。

しかし、今回の作品では、「看取り」や「ターミナルケア」などの現代的な問題に触れています。

まさに我々が日々関与している世界です。

さすが、山田洋二監督、10年ぶりの現代劇となる最新作のなかで、みごとに社会が抱える問題にも鋭いまなざしを向けています。

とってもお勧めの映画です。

アカウンティング③

当グループは幸い恵まれた会計事務所にお世話になっています。岐阜県多治見市にあるSMC税理士法人です。

本来経営の専門でないと紹介した会計事務所の中で、経営の相談にも十分のってもらえる力を備えています。

自分自身が、数ヶ月も悩んでいた事柄を一瞬で解決してくれる事が、何度もありました。

どれも理論に裏付けられた素晴らしい回答でした。

さらに、SMC税理士法人では、5年後の決算書を作成します。

この作業は思いのほか難しいものです。

作業自体は優秀なソフトがあれば、瞬時に作成できてしまいますが、5年後をイメージすることができないものです。

どの程度の事業拡大をして、どの程度人を雇用し、どの程度の売上を確保するか。

もちろんそれらには、理念との整合性が必要です。(もちろん理念がないなどは論外です) まさに、右脳のイメージ作りとなります。

その後は、5年後の決算書を毎月の月次目標に落とし込むだけです。

毎月の目標が達成できれば、60ヵ月後の5年後には、目標達成です。

まさに、右脳による、実践となります。

ただし、毎月の月次会議は厳しいものです。

目標が達成できないと、曽根康正代表により厳しい言葉が飛びます。

もちろん翌月も達成できないなどは許されません。

当社だけでなく、取り組んでいる20社近い会社は、全て業績が改善しているようです。

まさにマジックです。

皆さんも、厳しい叱咤激励?に耐えられるのであれば、お勧めです。

アカウンティング②

良い税理士・会計士さんの条件としては、月次報告書の速やかなる作成です。

月次の報告書が作成されないなどは、論外です。

できれば、月末締後2週間以内には作成されなければ、この月次のデータを経営に生かすことができません。

例えば、8月の月次報告書が、9月の10日ごろまでに報告されないと、適切な対応が、10月にずれ込みます。

9月10日までに報告されるからこそ、9月中に対応可能となるのです。

もちろん自社でも会計ソフトを使って、月末には大まかな概算を把握しておければよりベターです。

最近では、優秀な会計ソフトが多々あります。

当グループでは弥生会計ソフト使っています。

経営者として、一度は日々の現金出納帳と預金出納帳の入力をお勧めします。

自分の手で入力すると、入力された勘定科目から、どのように決算書が出来上がるかが、とても理解できます。

決算書が読めないという経営者さんが結構見えますが、現金出納帳と預金出納帳の入力により、理解が深まります。

これは、銀行員であった父親から薦められ方法です。

多くの新米経営者にもお勧めしている方法です。

同時に、会計事務所がたいした仕事をしていない事も理解できてしまいますが・・・・

アカウンティング①

アカウンティングの日本語訳は“会計”です。

ビジネスを進める際には決算書作成のために税理士・会計士さんに依頼します。

決算書作成は、実は、その第一の目的は納税のためです。

つまり、税理士・会計士さんは、我々の会社の経営状況を改善する以上に、納税することが目的となります。

多くの経営者が誤解している点ですが、彼らは経営のプロではないのです。

多くの税理士・会計士事務所は、10名程度の事務所です。

経営の根幹を担う、人の雇用や事業拡大についても経験豊富ではありません。

脳の使い方で考えると、経営は右脳でイメージして、左脳で実務をこなしていきます。

つまり右脳での発想が無ければ、何も始まらないのです。

これは、経営者自身が考えるしかない分野になります。

大げさに言えば、365日24時間、経営の事を考えていると、不思議と新たな発想が舞い降りてきます。

これこそが、右脳によるイメージです。

その後、左脳の実務分野を、専門職である税理士・会計士さんに、お願いすることになります。

決して、全てを依存するわけにはいかないのです。