もう騙されない・・経験談の寄せ集めはエビデンスではない。

医療の現場では、
原則は、
“本当に効果がある治療なら保険が適応されていますよ”
そのため保険外診療はどこか怪しげです。
しかし、患者さんにとっては、
藁をもつかむ思いで手を出してしまうものです。
医師であれば絶対進めない健康食品のコマーシャルが溢れています。
TV番組などでも不適切な内容で謝罪、
時に番組打ち切りのケースさえ見られます。

そんなコマーシャルや番組の嘘に騙されないための
良い本に出合いました。
『原因と結果の経済学』です。
一部紹介します。
・ どちらかが原因で、どちらかが結果である状態を因果関係があるという。
2つの事柄に関係があるが、原因と結果の関係にないものを相関関係があるという。
・ 因果関係と相関関係を混同してはいけない。
因果関係がはっきりしない、根拠のない相関関係による通説が山のようにあるのが教育と医療の分野だ!
・ 個人の経験談の寄せ集めはデータでなく、エビデンスでもない。

この本を読めば、思い込みや根拠のない通説にとらわれることもありません。
個人の体験談がメインのコマーシャルや
健康番組などの情報に惑わされることがなくなると思います。
お勧めです。


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原因と結果の経済学.jpg

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