人間関係のネットワークの強化

人間は20歳を超えると1日10万個神経細胞を失います。はっきり言って、ぴんと来ないと思いませんか?

一度計算をして見ましょう。

 

             1日10万個・・1年で3650万個=0.365億

             50年で・・0,365億個×50年=18.25億個

 

先回、人間の神経細胞は180億個とお話しました。つまり50年たっても1割程度失うだけです。

脳の重量も加齢により約10%減少します。

つまり、年を取っても残り90%の働かせ方を知っていれば認知症になることなく、生活する事は可能です。

1日に10万個失われることは気にする必要はありません。それより、減っていく神経細胞を補うネットワークの構築に努めるべきです。

そのためには、いくつになっても積極的社会参加して、常に新しい刺激を脳に与え続ける必要があるのです。

実は、その事が人間関係のネットワークの強化にもなって行きます。

扁桃核を中心としたネットワーク

男女が双方好意を持つことを想像しましょう。

実は、人間が人を好きになることは、理屈ではありません。大脳の辺縁系にある扁桃核を中心としたネットワークにより快か不快かを判断します。

成人した男女が双方で好意を持つとき、3歳までに形成されたネットワークを使って他人を好きになっているのです。

つまり男女それぞれには、3歳までのネットワークを形成した両親を始めとする周りの人間が存在するのです。

そんな事を考えると、互いがとても愛おしくなりませんか?

そんな男女が、結婚して再び子供ができ、再び新しい神経ネットワークを形成する。こんな事を人類は続けているのです。

三つ子の魂、百まで

人間の脳細胞の数はどの程度か知っていますか?答えは約180億個です。 

驚くべき事に、この数は出生時にもほぼ同じ数が存在します。

出生後、神経細胞は樹状突起を伸ばし、複雑なネットワークを形成し、約3歳には基本構造は完成すると言われています。

いわゆる「三つ子の魂、百までとは」医学的にも正しいものなのです。

物心ついてから、人間は自分でモノを考え行動していると考えがちですが、実はその基礎は3歳までに掲載されたネットワークを使っているのです。

それでは3歳までは誰がネットワークを作るのでしょう。

両親始めとする周りの人間が話しかけ、オムツを替え、食事を与えるといった育児を通じて形成されます。

やはり3歳までの育児は大事なのです。