創業者&2代目

私自身が、事業展開して投資をして、さらに遺言まで作成すると、幾人の方から、

「子供がその財産に頼って人生を踏み誤るのでは?」と指摘を受けることがあります。

あまり気にもしていなかったのですが、何か良い反論はないかと思っていました。

そんな時に、わが顧問会計士の曽根康正先生がブログで見事な言葉で言い表してくれました。

以下に紹介します。
『私は創業者です。ゼロからのスタートです。創業者の良さはありますが、でも2代目3代目で既に基盤となる財産があれば、もっともっと大きな仕事ができたでしょうし、もっともっと社会への貢献ができたと思います。財産をどのように使うかはその経営者の能力によります。財産があるために遊んでしまうような経営者は財産があってもなくても、もともとダメな経営者なのです。』
『素晴らしい』の一言です。私自身も、創業時にお金がない時には、スタッフにも十分な処遇が出来なかったことを思い出します。

もちろん、家族にもかなり我慢をしてもらいました。そんな状況ではとても、社会貢献どころではありません。

何より、払う税金も少なかったのです。

我が家では、毎月の家族会議で、徹底して長谷川家の経済状況を踏まえたお金の話をしています。

お金をしっかり稼ぎ、しっかり税金を払い、社会貢献をする重要性を繰り返し話します。

子供達には、十分な金融リテラシーを持った人間になってもらいたいと思います。

私自身も子供らに創業者にできなかったような、社会貢献をしてもらうために、さらに貪欲に事業に取り組みたいと思いました。

いつもながら、素晴らしい曽根先生の洞察力に感謝です。

仙台・・介護業界 間接経費

平成23年10月29日(土)に仙台に出かけました。仙台市の介護事業者さんとの面談目的でした。

仙台空港から、JR仙台駅までは列車で移動するのですが、その列車が完全に復旧したのは、まだ10月1日からだったようです。

震災後半年を経ても、空港周辺には、土砂に埋もれた車が何台も折り重なり、改めて被害の大きさを実感しました。

さて、介護事業者さんとの面談ですが、他の事業所さんとお話をすることは大変勉強になるものでした。

特に、経営者による、考え方の違いには驚きさえ感じました。一般的に、経営者は事業拡大や売上増に執着する方が多いようです。

確かに、売上を増やすことも大事ですが、医療・介護のような労働集約型の産業は、売上が増えても労働生産性はあまり改善されません。

したがって、間接経費の増大には注意が必要です。そのためには、利益を生み出さない部門には極力経費を抑える必要があります。その上で、如何に、利益率の高い土俵で勝負するかが大事です。

利益率の低い事業をどれだけ拡大しても、働くスタッフの給与が上がることはありません。

ある意味、ワーキングプア―を大量に生み出すだけとも言えます。

当グループは、あくまで『貢献・感謝・信頼』の理念のもと、『医療介護福祉の立場から専門的能力により、地域の在宅生活を支援する』という経営目標に向かっていきます。

もちろん、その先には、『スタッフの厚遇』を目指しています。改めて、当グループの『労働生産性を意識した経営』

を意識させていただいた、仙台訪問でした。貴重な機会を頂いた多くの方々に感謝です。

江上治さんによる個別相談。お金の匂い?

平成23年10月30日(日)、『年収1億円思考』の江上治さんの個別相談を受けました。

場所も、東京の帝国ホテルのラウンジで、とても雰囲気の良い中で行われました。

江上さんは、クライアントを1000人以上抱え、うち年収1億円以上のクライアントが50名以上いるというカリスマ・ファイナンシャル・プランナーです。

年は私より、1歳年下ですが、そのエネルギーは凄いものでした。
お話の中で、特に印象に残った言葉がありました。『お金の匂い』という言葉です。

実は、私自身も、開業希望のドクター、経営者、士業の方に対して、常に思っていた言葉です。

お金の匂いがしない人からは、エネルギーを感じません。そのため開業・起業・経営がうまくいくとも思えなかったのです。

この点を、江上さんは、『お金の匂いのするところに、人が集まる』と評されました。

この表現は、とても本質を言い当てていると思いました。人が集まらなければ、開業・起業・経営も上手くいきません。

そんな江上さんから『長谷川先生にはお金の匂いがする』 と言っていただけた事は、最大の褒め言葉と受け止めました。

また、江上さんは、法人・個人とも適税は払う必要はあるが、ある程度は節税して個人にお金を残す必要があると教えられました。

確かに税金によってすべて国に委託するには不安な政治です。

もちろん、そのお金で個人が浪費することは論外です。利益の一部を個人に移すことで、自分の意志で新しい事業に投資することも社会貢献であると感じました。

今回の個別相談では、東濃という狭い世界だけでは得られない情報・考え方を得ることが出来ました。江上治さんとの新しい出会いに感謝です。

懇親会大改革!

一般的に、経営者が勉強会と称して、集うセミナーや講演会の後には、懇親会がつきものです。

この懇親会、いつも思うのですが、その趣旨を理解していない人、もしくは理解しようとしない人が多すぎます。

セミナーの場合、聴衆として多くの疑問が生じます。しかし、質疑応答ですべてを聞くことはできません。

そこで利用するのが、懇親会です。もちろん、講師と知り合いになる事も参加者同士で名刺交換することも重要です。

しかし実態は、単なる飲み会に成り下がっている懇親会が多いようです。

懇親会が『飲み放題』になっている段階で趣旨が理解されていません。

本来なら、アルコール抜きにして、講師に対峙するべきだと思います。

自分自身が開業して、しばらくして『経営者の会』に参加するときには、『経営者』と聞いただけで緊張したものです。

なぜなら、経営者とは、松下幸之助さんや稲森和夫さんをイメージしていたからです。

日々、自身を律した生活態度を取られている方が多いと思っていました。

しかし、実態は、『その自己規制の甘さ』に呆れてしまいます。

適正飲酒を純アルコール約20gとするとビール中ビン1本です。中年男性の3割以上が適性外飲酒と言われていますが、経営者は経費で飲酒するためか、その割合がさらに高いようにも感じられます。
懇親会後に2次会行く方も見えますが、その段階で、セミナーに参加して得たことは殆ど記憶外になります。

多くの経営者や有名人の中には、2次会には絶対に参加しない方が結構見えます。

本当に、高いレベルを目指すなら、2次会の参加は遠慮すべきだと思います。

結論として、本当に勉強するなら、セミナーに参加して、アルコールは飲まずに懇親会でさらに情報を得ます。

そして、帰宅後、直ぐに復習をすべきです。人間の脳は、その段階で、『単なる情報が知識化されるのです』。

これからは、間違いなく乱世が訪れます。それを乗り切るには、『積み重ねた知識のもと、自分自身で考える事』が重要になります。

NPO法人PAL研究会としても、懇親会への取り組み方は、大改革する必要性を感じました。

ディズニーランド

平成23年10月8日から10日にかけて、東京ディズニーランドに行ってきました。

自分以外の家族が計画をたて、決まってから、参加できるか聞かれました。

偶然、予定が空いていたため、『行けるよ!』と答えると、『天気大丈夫かな?』と不安げな表情です。

家族の中でもすっかり、定着してしまった“嵐を呼ぶ男”にすっかり信用を無くしてしまったようです。

その後、職場でも、この予定は最小限の方にだけ、発表してこっそり出かけました。

幸い、天気は3日間とも晴れでした(ただし、3日目の朝には雨が降って、地面が濡れていましたが・・)

ディズニーランドは、『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』などの本でもおなじみです。

また、地震の際のお客様への最高の対応などキャストの仕事ぶりには、経営者にとっては関心のあるところです。

実際、ディズニーランドホテルにチェックインしたところから、スタッフの接遇や笑顔には驚かされました。

傍から見ていると仕事自体は、“掃除をしているだけの人”や、“ゴミをかたづけているだけの人”も随分見えます。

そんな彼らでさえ、とても生き生きとしている姿には疑問さえ感じました。

レストランでは、素晴らしい笑顔と接遇の中にも、3つのレストランすべてで記念のワインを勧められました。

つまり、決して楽しいだけの仕事でなく、利益のための義務もまっとうしているのです。

ディズニーランドの仕事は、医療介護の現場とも共通点があります。多くの人が押し寄せて、現場が大忙しい事は、まさに同様です。

しかし、仕事自体のやりがいは負けてはいません。

しかし、そこに利益のために協力をお願いすると露骨に嫌がられるケースが医療介護の世界には強いようです。

やはり、仕事自体に誇りを持ちながら、最高のサービスを提供して、しっかりと利益を得ることが本当のプロフェッショナルではないでしょうか?

医療介護も、適切な利益を得るための努力をすることでプロフェッショナルになるのだと思います。

何より、利益は経営の“血液”なのですから

多くの気づきを戴いたディズニ―ランドのキャストに感謝です。