名古屋市立大学神経内科年会

平成23年12月3日(土)は、私の所属する医局、名古屋市立大学神経内科の忘年会でした。

最近は、医師の集まりより経営者の集まりへの参加が多いため、いくつかの気づき?がありました。

①      いつもの調子で、15分前に到着。殆ど、医師は来ておらず、当たり前のように定刻より10分遅れで開始。

②      まずは、教授のあいさつ。教授の『こんばんは』の言葉に、いつもの癖で、大声で『こんばんわ』と答えてしまう

           が、周りは、誰も声を出さない。

③     教授の挨拶終了後、やはりいつもの癖で、大きく手をたたいてしまうが、一人浮いてしまう。

④     会が始まっても、平気で堂々と、遅刻してくる医局員。不思議と遅れてくる人の方が、態度が大きい。

⑤     会は、金山のグランコートホテルで行っているにもかかわらず、若手で場所をわきまえない軽装・

       だらしない服装で参加している人がチラホラ。不思議と先輩方は、皆キチンとしている。

       誰かが教えなければいけないのか?

 これからは、医師であれば何でも許される時代ではありません。

自分自身、経営者の方々と交わるうちに、知らず知らずのうちに、良い習慣が身についてきたのだと感じました。

多くの経営者の方々に感謝です。

専門職≒職人?

看護婦、セラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)は専門職であり、職業意識がとても高い点はとても尊敬できます。

しかし、職人のレベルから脱皮できない方が多いのも事実です。

自分自身の技術・経験の研鑽には熱心ですが、組織や仕組みに無頓着な方が多いのです。

そのため、ある一定の規模になると、人事、教育、営業、会計のすべてに問題が生じます。

具体的には

 ①人事

   採用に計画性がなく、結果として、労働条件の改善ができずに、少数のスーパースターに依存する組織となる。

 ②教育

   システムがなく、昔ながらの“先輩の背中を見て覚えなさい”のレベル。

   若い人を教育することで、自らが勉強する仕組みが構築できない。

 ③営業

   仕事を頂くという姿勢がなく、営業という概念が乏しい。

   結果、自らのサービスを世間に知ってもらうことができない。

 ④会計

   売上が変わらずに、人件費だけ増えていったらどうなるのか?

   利益を出して、納税することも社会貢献という考えが乏しい。

   まったくのどんぶり経営で、いずれ行き詰まります。

 

専門職の仕事は、見方を変えれば、地域の社会資本です。

個々の職人的気質によって、消滅することは許されません。

組織化・仕組化する必要があります。

ソフィアメディさんは、グループ内に医師がいないにもかかわらず、当グループの約10倍の訪問看護ステーションの規模を持っています。

当グループには、医師がおり、ライバルのステーションも見当たりません。

今後、3年間で約4倍の規模になるよう、経営計画を立てる予定です。

地域には、本来なら必要な訪問看護や訪問リハビリのサービスを受けていない方も多く見えます。

当グループのためだけでなく、地域のためであることを肝に銘じて、目標達成していきたいと思います。

ソフィアメディ経営方針発表会

平成23年4月16日(土)、五反田の学研本社での講演終了後、ソフィアメディ株式会の経営方針発表会に参加させて頂きました。

場所は、東京ウエスティンホテルの素晴らしい会場です。

ソフィアメディさんは、訪問看護、リハビリ型デイサービスを中心に事業展開をされています。

特に訪問看護においては、全国一と言ってよい規模を誇っています。

経営方針発表会では、約240名の社員が会場に座り、壇上では左側に経営陣、右側に私を含め20名程度の来賓が陣取っています。

その迫力は凄いものです。

水谷社長が、約1時間経営方針を述べる迫力は凄く、そして、来賓の方々も私以外,蒼々たる方々です。

社員も真剣に聞いています。

社員と言っても、大部分が看護婦とセラピストである専門職です。

彼らを、これだけ統率できる水谷社長のリーダーとしての器の大きさに、正直感服しました。

その後の懇親会では、経営方針発表会では、うって変わって余興等で盛り上がり、少しホッとしました。

現場の方々や来賓の方々とも話ができ、当ブレイングループの方針も具体的にイメージすることができました。

平成23年6月19日(日)の当グループの経営方針発表会でも発表する予定です。

ご招待いただいた水谷和美社長には深く感謝です。

略語

先日、グループホームの介護職員から質問を受けました。

介護記録の記載の中で、体温の略語をBTと書いたり、KTと書く人がいるが、どちらが正しいのか?という質問でした。

私個人としては、医師になって22年間、英語のbody temperature の略であるBTしか使った事がなかったので、早速調べたところKTはドイツ語のKörpertemperaturからきているということでした。

ちなみに、血圧は英語では、blood pressureからBPと記載します。ドイツ語ではBlutdruckからBDと記載します。

したがって、どちらも正しいのですが、やはり使用するなら、どちらかに統一した方が良いと思われます。

つまり体温はKT、血圧はBPでは少しおかしいと思われます。

また、相当前から医学の世界でも英語が標準です。

これから使用される方は、略語の正式名称を理解した上で英語の表記を使うことが良いのではないでしょうか?

こんな事を調べていると、学生時代に眼科の教授から『正式名称も知らずに安易に略語を使うな!』と厳しく指摘された事を思い出しました。

質問をしてくれた職員は、介護未経験で就職して1年にも達していません。

資格の取得のために、真摯に勉強をしています。

ある意味とても“純粋”な質問で、大事な事を思い出させて頂きました。感謝です。

日本福祉大学中央福祉専門学校

日本福祉大学中央福祉専門学校では、夜間の社会福祉士を目指す学生さんを教えています。

多くは、大学を卒業しており年齢層も多彩です。

昼間に仕事をしている人達も多いため、授業中も、疲れ果てて眠っている人もいます。

とても起こすのが忍びないほどです。

ここの卒業生は、優秀で、幅広い分野で活躍しています。

講演で多くの場所に行くのですが、その際の担当者に、卒業生が多い事に驚かされます。

当グループにも数人の卒業生がいますが、やはり人間性・能力共に優れています。

一つ残念な事は、社会福祉士という仕事が社会で正当に評価されていない事です。

彼らの知識・情熱をもっと有効に社会で利用していく事が大事だと思います。

そのためには、社会福祉士自体をもう少しアピールすると良いのですが、それが出来ない点が彼らの、良いところでもあるのです。