継続する技術③

実は、私は継続するという点では、“一度始めると途中でやめること”ができません。

皆にいうと不思議がられますが、本人にとっては結構悩みの種です。

一度、手をつけると途中で止められない。

そのため、何かを始めるには相当の覚悟が要ります。

理由を考えると、やはり右脳でビジュアル化する力が強いのかもしれません。

新しいビジネスを考えると、明確にビジュアル化され、扁桃核が刺激され、軽い興奮状態になってしまいます。

その為、一つのビジネスが完成しても、また新しい刺激を欲してしまいます。

ある意味、いつも新しい刺激を求めているのかもしれません。

しかし、自分の周りの経営者を見わたすと、案外同じような人たちが見うけられます。

新しい刺激を求める欲望が強い点、実は、ADHD気質とも言われています。

 “なぜADHDのある人が成功するのかbyトム・ハートマン” という本が出版されているほどです。

本来、学校教育の中ではADHD気質は、評価されないものですが、社会に出ると、継続するという点では、恵まれた気質なのかもしれません。

少し病的ですが・・・・

 

継続する技術②

 “資格取得後の自分”をビジュアル化できると、それだけでワクワクドキドキしませんか?

実は、これは、以前紹介した大脳辺縁系の扁桃核が働いているのです。

扁桃核が働くと、“快”の状態になりますので、勉強自体がとても心地よくなり、続けるどころか止めることができなくなります。

しかし、簡単にワクワクドキドキできない人が多いのも事実です。

一つコツがあります。

人間、自分のためでなく、他人のためと考えると結構頑張れるものです。

つまり、資格を取って、喜んでくれる家族の姿。

もしくは、自分の働きにより、笑顔を見せてくれる利用者さん。

そんな姿を思い描くと、案外簡単に扁桃核は刺激されるものです。

多くのスポーツ選手が、自分のためでなく、見守ってくれる家族や仲間のために頑張れるのも同様の理由です。

自分のためだけなら、途中でくじけそうになるが、皆の歓ぶ姿を思い描き、扁桃核を刺激する。

こうなると、資格取得のための勉強は、単なる勉強でなく、“他者への感謝”にまでつながっていくのです。

そんな、勉強ができると良いですね!

継続する技術①

先週は、記憶を理解した上での、資格試験等の取得に向けた勉強方法をご紹介しました。

いきなり勉強を始めるのでなく、勉強法の戦略を立てる重要性が理解できたと思います。

しかし、実際勉強を始めると、続けることができずに挫折される方が多く見えます。これも脳を理解して対応してみましょう。

まず、左脳を使うことで、勉強法の戦略を立てました。

そこで次に、重要な事は右脳を使うことです。

右脳で資格取得をした自分をビジュアル化できるかです。

介護職などは比較的、描きやすいかもしれません。

例えば、ヘルパー資格だけで働いている自分が、介護福祉士を取って現場のリーダになって働いている姿。

さらにケアマネの資格を取って、自分のケアプランに基づいて利用者様が介護を受けられ姿。

中には、ビジュアル化できない方も見えます。

その場合、その勉強もしくは資格取得自体が、それほど重要でないのかもしれません。

当たり前ですが、自分の人生にそれほど重要でない事は継続できません。

“なんとなく英会話の勉強”など、それほど自分の仕事に関係なく、始める方が見えます。

英会話取得で明確なビジョンが描けなければ、そもそも継続できるわけはありません。

取り組む前に、本当に重要であるか否かを、左脳によるビジュアル化でふるいにかけると良いかもしれません。

資格取得のための、記憶を理解した勉強法③

グループ学習を取り入れ、過去問重視で参考書を勉強する際に気をつけることは、

簡単に流して、繰り返す

ということです。

これも真面目な方に多いのですが、

“一つのことにじっくりと時間をかけて”

取り組む方が見えます。

実は、これも記憶と時間の関係を考えれば理解できます。

じっくり時間をかけようが、簡単に流そうが、最初に入力された記憶は“即時記憶”であり、1週間で完全に消失されます。

これを防ぐには、“復習重視”です。

じっくりと時間をかけるより、軽く流して3回行う方がはるかに意味があります。

復習により、即時記憶が短期記憶化されます。

つまり大脳皮質前頭野から海馬に移動するわけです。

さらに勉強を繰り返すうちに、一つの情報を多方面から捉えるようになれば海馬の記憶が、大脳皮質にも蓄積され長期記憶化されます。

以上より試験勉強は“グループ学習で過去問重視の復習重視”が重要です。

いきなり勉強を始めるのでなく、勉強方法の戦略を立てて取り組みましょう。

実は、このことは資格を実務で生かす際にも重要です。

実社会でも、じっくりと仕事に取り組むために、時間がかかる方が見えます。

しかし実際は、多くの仕事を抱えている人の方が、決め細やかで漏れも少なく周りの評判が良いケースが見られます。

ナポレオンは“重要な仕事は一番忙しいものに頼め”とまで言っています。

実務も試験と同様に、取り組む前にいかに戦略を立てて、有効に時間を使うかにかかっています。

是非、試験勉強を単なる試験勉強に終わらせず、実務に生かせるような“頭の使い方”をマスターする機会にされることをお薦めします。

資格取得のための、記憶を理解した勉強法②

試験勉強の際、分厚い参考書をいきなり読み始め、直ぐに挫折される方が見られます。

実は、試験勉強は、問題集、特に過去門からはじめるのが鉄則です。

ご存知でしたか?

資格試験等を取得する際には、当然の勉強法ですが、案外のこの鉄則を知らない方が見えます。

これも実は先週紹介した、エピソード記憶の意味記憶化で説明できます。

漠然と、参考書を読むことは、単なるエピソード記憶をなぞっているに過ぎません。

エピソード記憶は、当然ですが、直ぐに失われてしまいます。 

しかし、先に問題集を終えてから、参考書を読むとどうでしょうか?

「参考書の文章が、実際の問題では、どのような形になって問題になるか?」

を理解しながら読むと、単なるエピソード記憶が意味記憶に変わるのです。

このような勉強法を続けると、参考書の中で過去の問題で出題されていない部分が、次に問題として作られるのではないか?と予想できます。

こうなると、相当の確率で合格できるようになります。

もうひとつ問題を作成する側から考えてみましょう。

最近、学生向けに社会福祉士の予想問題を自分が作ります。

この際に、気をつけることは、自分の専門分野に偏らないように作成しますが、一方で得意分野は必ず出題するということです。

つまり出題委員は、全体を網羅するが、必ずその専門分野を出題するということです。

したがって過去の問題を繰り返すうちに、高頻度で出題される分野に気がつくようになれば、合格率はさらにあがります。