ファイナンシャルプランナー ③講演内容

実は、FPの試験は自分の知識の整理の目的だけで受けたわけではありません。

実は、自分の講演ネタ“専門医が教えるちょっと得するお金の話”の精度を高めるためでもあります。

以前から、認知症の講演の中で老齢年金や医療費の話をすると、皆さんの関心が急に高まることに気付いていました。

そこで、お金の話だけで90分という講演をしたところ、相当に好評です。

まず眠る人はいません。

何しろ得する話ですから、皆真剣になるようです。

特に対象がケアマネージャさん対象の場合、“最低限でも何か一つは、利用者様に使える話”と言い切れる内容だと自負しています。

実際に、講演後、数名のケアマネージャさんが市役所に駆けつけ、市役所の方が驚いたという話も聞き及んでいます。

やはり医師でしか分からない知識があるからだと思います。

これらの根底にあるのが、医師が作成する診断書です。

実は医師は系統だって診断書の勉強をしていません。

そこで依頼する側が、しっかりと勉強して医師に依頼することが重要になります。

言い換えると、医師は、診断書を有効に作成することで、医療以外にも患者さんに役立てるものなのです。

ファイナンシャルプランナー ②試験勉強

FPの資格を取ろうと思ったのは、半年前です。

とにかく、時間をかけたくなかったため、勉強は5月のゴールデンウイークからの3週間と決めていました。

それまでに参考書・問題集だけは準備しておきました。

しかし、ゴールデンウイークに入り、試験勉強の鉄則としてまず問題集を開けました。

しかし、さすがに、全く分野が違う世界、問題集をみても良く分かりません。

しかしそこをめげずに、問題集の解説を読みながら、参考書にチェックを入れる作業を勧めました。

さすがにそれだけで1週間以上かかり、試験に間に合うかと焦りましたが、ここがポイントとじっくり時間をかけました。

その後、チェックで塗りつぶされた参考書を読むと、比較的スムーズに知識が頭に入ります。

なぜなら、単なるエピソード記憶ではなく、“参考書のこの表現は、試験ではこのように問われている”という意味記憶に変換されているからです。

きっといきなり参考書を読んでいれば、スムーズに読み進めることはできないと思います。

そして、参考書を読んでから、再度問題集にもどると、あれだけ、何が書いてあるか理解できなかった設問が、すらすらと解けてしまいます。

一部、再度、誤答する事もありますが、それも“間違えやすい問題”として意味記憶されてしまいます。

最後の1週間は、学科試験対策から実技試験対策に重点を変えました。

合格率をみると、学科の合格率に比し、実技の合格率が低いため、比重を変える必要があると感じたからです。

実技試験対策中心にしていると、不思議と学科の知識もまとまってきました。

最終的には、あれだけ良く分からなかった知識が、出題予想までできるレベルに到達できました。

当日、学科試験は2時間のうち1時間で切り上げ、午後の実務試験に備えました。

実務試験は途中退出できませんでしたが、時間的余裕もありゆったりと取り組めました。

試験終了後、自宅で17時30分の模範解答の結果を確認すると、学科試験は9割、実務試験は満点という結果でした。

やはり、自分が今までに培った試験対策は、何にでも生かせると自信を深めることができました。

6月30日は合格証が届くと思います。

ファイナンシャルプランナー ①

皆さんファイナンシャルプランナー(以下FP)という資格をご存知でしょうか?

FPとは、皆さんの豊かな暮らしを実現する総合アドバイザーです。

住宅ローンの借り換え、生命保険の見直し、子供の教育資金、老後の年金相談、低金利時代の資産運用、預貯金運用など個人・家庭の暮らし、家計の診断、家計の見直し、家計の節約について的確なアドバイスを行いより良いライフプラン(人生設計)実現のお手伝いをします。

なんと、平成22年5月23日(日)にその試験を受けてきました。

医師、それも専門医でありながら、なぜFPと思われるかもしれません。

目的は、自分自身の知識の整理をしたいということです。

医師・経営者として生活していると、公的年金・社会保険・リスク管理としての各種保険・資産運用・タックスプランニング・不動産・事業承継について、聞きかじり程度には知識はあるものです。

しかし、系統だって勉強はしたことがありません。

いずれは、まとめて勉強してみたいと考えていました。

そこでこれらの知識がコンパクトにまとまっているのがFPの試験でした。

勉強してみて思うことは、“漢字検定と同じでは?”ということです。

つまり、生きていく上での知恵であるということです。

日々生活をしていて、誰もが必要とする最低限の知識だと感じました。

皆さんも漢字検定の感覚で受けてみてはいかがでしょうか?

社会福祉士と他の資格と組み合わせ(行政書士)②

成年後見人制度において、社会福祉士さんの働きは、申請だけではありません。

まず成年後見人になる事も重要です。

成年後見人には、親族後見人と専門職後見人があります。

親族後見人と専門職後見人の比率は、7:3です。親族後見人の内訳は、親7.9% 子31.7% 兄弟姉妹 12% 配偶者 8.6% その他の親族 12%です。

専門職後見人の内訳は、司法書士が10.5% 弁護士7.7% 社会福祉士 5.3%となっています。

このうちの、専門職後見人の分野で認知症や障害者の方々を理解されている社会福祉士さんの活躍が望まれます。

その点で参考になるのが、私も会員になっているNPO法人東濃成年後見人センターです。

高齢者・障害者の人権を法律・医療・福祉・その他の専門家と地域の住民で守るシステムで動いています。

このシステムは、どこの地域でも必要であり実現可能です。

多くの社会福祉士さんが、積極的に同様の働きをされることを希望します。

社会福祉士と他の資格と組み合わせ(行政書士)①

社会福祉士を目指す方々の中には、成年後見人制度に関心をもたれている方も多く見えます。

通常、土岐内科クリニックの認知症専門外来では、認知症のレベルから、成年後見人が可能であれば、ご家族に申請をお薦めします。

成年後見人の申請の際には、家庭裁判所に行っていただく必要があります。

ご家族が高齢であると、煩雑な手続きのために躊躇される事もあります。

その際に、専門家に代行してもらえると助かります。

通常、申請の場合は司法書士さんや行政書士さんにお願いします。

しかし一つ問題があります。

当院から、彼らに依頼をした場合は比較的スムーズに申請から認定になりますが、ご家族が最初に、司法書士・行政書士さんに相談すると比較的中等度のケース(この点は、以前の私のブログをご覧下さい。)

では、適応外とされるケースがあるのです。

彼らは、申請のプロではありますが、認知症や介護のプロではありません。

そこで、社会福祉士の資格をもった、行政書士さんが見えれば、医師・家族のいずれにも助かるものです。社会福祉士養成講座の学生さんにも行政書士の資格を持っておられたり、目指されている方が見られます。

今後の活躍に期待がもたれます。