講演エージェント “システムブレイン”

先日、いとう伸先生の紹介で大阪へ講演エージェント“システムブレイン”さんを訪ねました。

法人の現場では、“うつ”の関心が高いようです。

しかし、これからの高齢化社会における、認知症の知識の普及の重要性もご理解いただけたようです。

私は講演で「認知症の基本的な知識」、「認知症の早期発見の重要性」、「認知症の10%が治療可能」、「成年後見人の理解」等、皆さんにお伝えする事がたくさんあります。

結果として、多くの方々が幸せな最期を迎えることできればと考えています。

特に、知っているという事は、とても重要な事です。

講演で良くお話しすることですが、認知症は進行すると、高率で“被害妄想”が出現します。

その知識がなく、突然「あんた、あたしのお金盗ったでしょう?」と言われた介護者のショックは計り知れません。

逆に、いつか言われる可能性があると知っていると、ショックどころか“笑い”に変えることさえ出来ます。

特に、被害妄想がもっとも介護している“介護職の勲章”と知っていれば特にです。

このためにも、出来るだけ機会があれば、自分の天命として認知症の講演を行って生きたいと思います。

講演依頼は直接お問い合わせていただいても対応させて頂きます。

講演家“いとう伸”先生

私は、6年前より講演活動を行っています。

当初、90分しゃべる事も大変であったものです。

最近では、6時間の講演も経験し何事も挑戦だと感じています。

しかし、講演といってもあくまで自己流でした。

そこで、平成21年9月講演家として有名ないとう伸先生に講演指導を受けました。

2時間の個人レッスンを2回ほど受けました。

いとう先生の情熱は素晴らしく、自分の以前の講演DVDを詳細に見て頂いてから指導を受けました。

いとう先生がアドバイスの際に認知症の話をされると、自分が同じ内容をしゃべるより数段説得力がありました。

我々、専門職は、専門用語で話しがちです。

その結果、我々のアウトプットが適切に聴衆にインプットされない現象が生じます。

したがって、適切に皆さんに理解できるインプットに変換する意識が必要ではないでしょうか?

医師・看護婦・介護職が日々の現場でも気をつけるものと考えます。

メラビアンの法則

先回ご紹介した表情筋トレーニングやってみましたか? 

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンは、人の言動が他人に及ぼす影響について、

話の内容などの言語情報が7%

口調などの聴覚情報が38%

見た目などの視覚情報が55%

と、三つの割合を示しています。

実際に、皆さんが講演を聞いた場合も “満足した講演” と “物足りない講演” の違いは、話の内容の差異による事は少ないようです。

演者の抑揚・はなしの間といった聴覚的情報、そして表情・ボディランゲージといった視覚情報が大きく影響しています。

もし人前で話をする機会があれば、内容以上に聴覚・視覚情報の表現方法に気をつけられることが有効です。

実際に、我々が、認知症の患者さんに接する場合も話の内容以上に聴覚情報や視覚情報をうまく利用する必要があります。

次回、具体的方法をお知らせします。

講演を基にした、人間関係のネットワーク

認知症や在宅医療を中心に年間30回程の講演をさせていただいています。

11月29日(日)にも愛知県の大口町で『わかって!認知症 ~医療・介護現場の原状~』というテーマで約2時間お話をさせて頂きました。参加者も300人程度で大変反応も良かったようです。

大口町には3年9ヶ月前にも呼んでいただいています。一度講演をした場所から再び声をかけていただくことは嬉しいものです。大口町からは遠方にも関わらず10名ほどの患者さんが定期的に当院に受診いただいています。ありがたいことです。

大口町での最初の講演を紹介してくれたのは、何と岐阜県中津川市付知町の講演を聞かれた方が、愛知県大口町の知り合いに紹介してくれたことが御縁です。年間の講演の殆どが講演の聴衆の方々からの紹介です。

さらに日本福祉大学専門学校および中部学院大学の非常勤講師の話もやはり講演が縁となっています。

講演を基にした、人間関係のネットワークに感謝です。