認知症の鑑別

認知症検査・受診すべきかを判断する6つの症状と自宅でできる検査法

unhappy senior asian couple

皆さん、久々に御両親や祖父母さんに会い“何かおかしい”と思うことがあったのではないでしょうか。それは、ぼっとしていることが増えたり、同じ話を繰り返したり、少し前の話を覚えていないということではなかったでしょうか。「認知症検査を受けさせたほうがいいかも?」と考えたかと思います。 久々に会った人が、”何かおかしい“と感じたことは、結構正しいものです。躊躇せずに対策をとりましょう。しかし、問題のな...

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電話してくる人は明らかに認知症!

先回、75歳以上の免許更新時の認知機能検査で"記憶力・判断力が低下している"と判断された方々が、診断書の提出を求められ、その診断書作成を多くの医療機関が断っているお話を紹介しました。当院の経験ですが、"免許更新時の認知機能検査で記憶力・判断力が低下していると判断された方は、大部分は、認知症もしくは早期認知症であり、運転は不可です"これは、当院にかかかってくる電話で診断できてしまいます。電話口でいき...

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正常の証明は難しい!

先回紹介した75歳以上の免許更新時の認知機能検査で"記憶力・判断力が低下している"と判断されると以下のような書類をもらいます。"診断書提出命令書"あなたは、認知機能検査の結果、「記憶力・判断力が低くなっている」との判定結果をうけ認知症の恐れ(疑い)があることから、道路交通法の規定により、指定する期日までに道路交通法施行規則に定める要件を満たす医師の診断書を命じます。この命令に違反して、診断書を提出...

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平成29年3月12日改正道路交通法施行!

年々、75歳以上の高齢ドライバーによる死傷事故が増加しています。平成16年~26年の10年間では、75歳未満に対して75歳以上の死亡事故率は約2倍にも及びます。実際に運転時の違反行為を調べると記憶力・判断力が低下していると、信号無視、一時不停止、運転操作不適、進路変更が1.4~2倍高い割合で違反行為をしてしまうようです。さらに平成26年度中に75歳以上が起こした死亡事故のうち、事故を起こす前の認知...

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経営者は、「アポE遺伝子」の測定を!

特定の遺伝子型を持つ人で、アルツハイマー型認知症の原因物質、アミロイドベータが若いうちから脳内に蓄積し始めることがわかっています。「アポE」と呼ばれる遺伝子の4型を持つ人は、持たない人に比べ、アミロイドベータの蓄積が前倒しで始まります。"アポE遺伝子"には父親、母親由来の2つがあり、4型を1つ持つ人では実年齢より11歳年上並みの割合、2つ持つと23歳年上と同等となります。つまり、4型を2つ持ってい...

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患者さんのためになるのはどっち?

認知症の患者さんは、現在462万人 早期認知症の方を含めると1000万人を超えています。 そのため、認知症専門医だけでなく、 非専門医の方々にも最低限の認知症の 知識を持っていただく必要があります。 そのため、認知症専門医として、 全国の医師会等で 講演をさせていただいています。 しかし、先日、講演後に鋭い質問を受けました。 『非専門医の我々が、 付け焼刃的に学んで、 患者さんを診ることと 専門...

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重大事故! 高速道路の逆走

こんな記事がありました。“平成27年6月11日、75歳以上のドライバーを対象に、記憶力や判断力を測る「認知機能検査」の強化を柱とした改正道路交通法が11日、衆院本会議で可決、成立した。免許更新時などの同検査で認知症の恐れがあると判定された人に医師の診察を義務付ける内容で、早期発見による事故防止が目的だ。免許取り消しが急増する可能性もあり、高齢者の移動手段の確保が課題になりそうだ。” 今回の改正の...

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認知症とうつ②

認知症の専門外来における認知症の原因として、比較的多いのが“薬の副作用”です。 例えば、消化器系の悪心等に処方されるナウゼリンやプリンペラン。その他、抗不安薬、安定剤や抗うつ剤などが原因としては多いようです。 薬の副作用の患者さんは、一見すると元気がなく反応も悪く、認知症やうつが疑われます。 しかし、原因の薬物を中止すると、劇的に改善します。 特に抗うつ剤は、うつの治療として適切であれば改...

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