病気

ヒポクラテス症候群に気を付けて

「ヒポクラテス症候群」という病気(?)があります。医大生や研修医になりたての医師がかかり易い病です。「医大生落ち込み症候群」とも解説されています。 ちょっとした身体の異常が、講義で習った病気の症状に良く似ている気がして、自分は難病かもしれないと悩むのです。吐き気があると胃がんかもしれないと思い、小便が臭いと糖尿病じゃないかと心配するのです(本当はお酒を飲んだ後であったのですが・・)。自分は、子供の...

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映画『博士と彼女のセオリー』

私が専門とする神経内科に難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)があります。そんなALSを題材とした映画『博士と彼女のセオリー』が評判です。車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマです。将来を嘱望されながらも若くしてALSを発症した彼が、妻ジェーンの献身的な支えを得て、一緒に数々の困難に立ち向かっていくさまがつづられています。 ALSは、脳や末梢神経からの電気信号を筋肉に...

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風邪に注射は効きません

そろそろ、朝晩はひんやりしてきました。その割には、昼間は暑さが残っているため体調を崩されていませんか?中には、風邪を引いてしまって病院にかかろうかな?と思っている方も見えるのではないでしょうか?その中には、“病院に行って注射でも打ってもらおう”と思っている方は見えませんか? 実は、これは間違った知識です。私が以前に新聞に投書した記事を紹介します。 “開業をして驚いたことがある。風邪で受診した患...

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狂暴化する老人達・・認知症の症状は物忘れだけではありません。

先日、東京で86歳の男性が日本刀を振り回して、近所の60歳代の女性を殺害してうえ立てこもる事件がありました。 殺害された女性との間にどのようなトラブルがあったかは分かりませんが、男性が取った行動自体は異常です。 一般的に、認知症は物忘れが中心の病気と思われがちですが、人によっては、易怒性、攻撃性、性格変化が初期症状として現れることがあります。 今回事件を起こした男性も、妄想等の症状も認められ...

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AKB48選抜総選挙と過換気症候群

先日、何気なくTVをつけると自分の知らないところで“総選挙”がやっていたので驚いていました。 そうです、AKB48選抜総選挙です。 瞬間最高視聴率は28%、平均視聴率が18.7%だったそうです。 私のように、ほぼAKBに対する情報がゼロの人間でも、思わず見てしまう番組つくりは、さすが秋元康さんです。 私の目からは、どの子も可愛らしく、それぞれの魅力を感じました。 やはり、上位から下位まで...

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父の入院とパジェット病

ブレイングループの株式会社ザイタックの社長であるわが父が、現在名古屋市立大学皮膚科に入院しています。 病名は、パジェット病です。 パジェット病は、皮膚内部あるいは皮下にある腺に発生する、まれなタイプの皮膚癌です。 パジェット病は主に乳首に発生しますが、汗腺由来の癌として性器周辺や肛門の周囲に発生することもあります。 父親は、陰嚢から性器、大腿内側を中心に半年前から、発赤が出現していたようで...

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風邪は薬で治しません!

開業して間がない頃、”こんなことで受診される患者さんがいるんだ!“と思ったものです。 正直、病院に罹らなくても、自然に良くなるような患者さんが結構見えました。 当時は、小児も診察していましたが、受診者の80%は薬がなくても治る印象でした。 いくつか症状を、紹介します。 ①     発熱・・熱は、ウイルス等を殺すために、必要があって出ているのです。薬は不要です。解熱剤を飲むなどもっ    ...

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休日診療所

ゴールデンウイーク真っ盛りです。 そんな中、病気になったり怪我をした時に頼りになるのが休日診療所です。 岐阜県の土岐瑞浪医師会では開業医が交代で、土岐市駄知町にある休日診療所(9時から17時30分)を当番で回しています。 頻度的には、年に2回ほど廻ってきます。 今年も、4月22日(日)に行いました。 常日頃、自分の診療所でこだわりを持って運営しているものとしては、少々不満があります。 ...

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高価なMRIに負けない、ハンマーの有効性

皆さん、お医者さんの持ち物というと何を思い浮かべますか? 通常は、聴診器を思い浮かべるのではないでしょうか? 我々、神経内科医は聴診器だけでなく、ハンマー【打鍵器】を持ち歩きます。 写真のように、先がゴムで出来ている、たわいもない物ですが、これを使いこなすことで得られる情報は莫大です。 四肢の反射を、手軽に誘発することができる上、運動系(錐体路系)障害や末梢神経障害の診断の目安となるため神...

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なぜADHDのある人が成功するのか?

皆さん、ADHDという病気をご存知ですか? 注意欠陥・多動性障害といい多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害もしくは行動障害です。 幼稚園などでは落ち着きがなく、先生がADHDの子ために取られてしまうほどです。 かつては子供だけの症状であり、成人になるにしたがって改善されると考えられていましたが、近年は大人になっても残る可能性があると理解されています。 その場合は多動ではなく、感...

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