家族

「誰かのためも大切だけど〜」(旺季志ずか)を認知症専門医が書評

Saying connected during their retirement

認知症専門外来では、80歳前後の男性の傍若無人ぶりに驚くことがあります。同時に、理不尽な男性に耐える日本女性の態度にも驚きます。先日も、運動障害がないにもかかわらず、真夜中に「背中をかけ」といって奥様を起こすご主人がいらっしゃいました。毎晩、起こされるために奥様はいつも寝不足を訴えられています。(起こした本人は昼間は昼寝ができます) それ以外にも、自分が眠れないと奥様を起こす人、靴下を奥様に...

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専門医が解説!認知症患者の遺言と「絶対に書いておくべき」事例とは

Writing last will and treatment in Japanese

社会の超高齢化に伴い相続ビジネスが盛んです。しかし、税理士や弁護士さんに「早めの相続対策が大切です」と言われても「所詮、あなたの仕事につながるのでしょう」と思えてしまうかもしれません。そのため、大切なことと分かっていても相続対策は先延ばしになりがちです。 しかし、遺言書は相続の対策として残され相続人にも、またご自身の財産管理や残された方々へのメッセージとしてとても意義のあるものです。ですから...

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ぽっと出症候群・たまに来る困った家族の特徴と対処法を医師が伝授!

Senior woman having conflict with family

医療介護の現場には、たまに来て口だけ出すご家族の方がいます。 これを「ぽっと出症候群」といいます。もちろん正式な疾患名ではありませんが、関係者のあいだでは共通言語です。 医師も困っているし、ケアマネも施設関係者も困っています。もちろん介護者で毎日面倒をみている一番近いご家族が、もっとも困っています。 口を出さずに手を貸してくれるといいのに、本当に困りますよね。しかし、どこの医療現...

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家族会議ノススメ・親睦&将来設計&金銭感覚アップを進める最善法

Japanese Family Relaxing in Their Home

我が家では毎月必ず家族会議を行っています。平成20年2月17日から開始して、平成29年12月27日についに第100回を迎えることができました。「家族会議を行っている」というと、皆さん驚かれると同時に関心を示してくださいます。 「どんな感じで行うの?」「家族会議の効果は?」「家族が参加してくれるの?」などの質問もいただきます。 医師として日々患者さんと接していると、どれだけ順調に人生を送...

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看とりとは・在宅専門医が伝える幸福な最期のための8つの知識

The romantic tunnel of pink flower trees.Blossom blooming in Spring - Summer season.

看取りについて調べられている方が大勢いらっしゃいます。 普段の会話ではめったに出てきませんが、ご家族の状態が思わしくなく、終末医療の段階が近くなると耳にすることが多くなります。 この「看取り」についてどうしたらいいかわからない方が多いと思います。自宅で最期を希望される方はたくさんいらしゃいます。しかし、核家族化が進んだ現在では、不可能ではありませんが、多くの制約があります。では、どうし...

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認知症介護の話 グループホームで意欲の回復

認知症になると意欲が低下します。今まで、大好きだった趣味も手をつけなくなります。それを見たご家族は、"やる気を出して!"と感情的になりますが、意欲の低下こそが認知症の初期症状です。 先日、グループホームに入居されたSさんもともとは裁縫が趣味でした。自宅では、やる気がなくなりすっかり裁縫からも遠ざかっていたようです。グループホームでは毎日、多くの人との交流があります朝起きてから寝るまでに何人の人と...

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認知症介護のいい話・・・無理しない

外来で、介護者が患者さんへの不満を訴えることは結構あります。時に、患者さんへの"怒り"を訴えるかたもいらっしゃいます。 当事者にとっては大変なことでしょうが、主治医としては、少し安心です。介護者のストレスがピークを超えると不満・怒りすら現れなくなるからです・・これは、とってもとっても危険です! この状態、専門医として在宅介護はドクターストップです。今の時代誰かが、全人生をかけて介護する時代では...

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認知症介護のいい話・・・仲良く喧嘩

認知症患者さんの介護実の親子義理の親子では全く異なります。主治医としても安心できるのは実の親子です。 外来でも互いに言いたい放題患者さん曰く『毎日、チンピラの喧嘩』です。それでも、実の親子は許されます。どこか、仲良く喧嘩しているようで微笑ましいものです。 女性が男性の家に嫁ぐようになったのは何時からでしょう?平安時代のように夫が妻の家におもむくという通い婚であったら・・認知症介護も、もっともっ...

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ラストチャンス? 家系図作成の薦め

我が家は昔から、先祖の話を聞かされ感謝することをしつけられました。おかげで、自分の子供たちも実家に行けば、最初に仏壇に手を合わせます。そのため、ご先祖様には関心があり、"家系図作成本舗"で家系図作成をお願いしました。通常、家系図は両親の父方と母方の4系統(4つに苗字)を調べます。どれだけ遡れるかのポイントは、明治5年の戸籍編製が残っているかです。幸い長谷川の家系のみ残っており、長谷川彦八さん(文政...

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曽祖父は、クリーニング屋さん

先回ご紹介した三浦綾子さんが白洋舎の創設者、五十嵐健治氏の生涯を描いた『夕あり朝あり』に感銘を受けたことには理由があります。実は、私の曽祖父はクリーニング屋だったからです。曾祖父である長谷川金次郎(明治16年12月1日生まれ)は1891年(明治24年)に起こった濃尾地震の影響で生活に困り、岐阜県の海津郡今尾町から母親と二人で名古屋に出て、その時に、出会った仕事が"クリーニング屋"だったそうで。当時...

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