在宅医療

映画「恍惚の人」認知症専門医が独自の視点で詳細解説【あらすじも】

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私が社会福祉士の専門学校で認知症の授業を行っている時に、学生に観てもらっていた映画が『恍惚の人』(豊田四郎監督・昭和48年・東宝)です。 原作である有吉佐和子さんの小説「恍惚の人」が、昭和47年6月に出版されると大きな社会的反響をよび140万部を売り上げるベストセラーとなったそうです。 その当時の日本の平均寿命は男性が69歳、女性が74歳。65歳以上の高齢者は当時は7% (平成28年度...

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認知症介護のいい話・・・無理しない

外来で、介護者が患者さんへの不満を訴えることは結構あります。時に、患者さんへの"怒り"を訴えるかたもいらっしゃいます。 当事者にとっては大変なことでしょうが、主治医としては、少し安心です。介護者のストレスがピークを超えると不満・怒りすら現れなくなるからです・・これは、とってもとっても危険です! この状態、専門医として在宅介護はドクターストップです。今の時代誰かが、全人生をかけて介護する時代では...

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医師は診断書でも患者さんを救えます!

医師は、医療だけでなく 診断書でも患者さんを救えます。 しかし残念ながら医師は、 学生時代、 医師になってからも 一度も診断書の目的・書き方を学ぶことはありません。 自分は、 "50歳で発症した若年性アルツハイマーの患者さん"を 経験しました。 就労不能になり、 住宅ローンを滞納。 自宅が競売に出され 自己破産のすえ生活保護。 その時、自分は、家族が持ってきた 書類を書...

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在宅医療は体力勝負

先回まで、サラサラ汗をかくための生活習慣の改善方法をご紹介しました。自分自身も勤務医のころは、一日中、病院にいいるため夏でも殆ど汗をかきませんでした。そのため週末に、炎天下でゴルフをすると相当に身体にこたえたものです。 最近でも、外来をしていると『先生は、涼しいところで仕事ができていいね!』と言われることがあります。ところが、我々、在宅医療をする者には当てはまりません。午前の診療後、炎天下の中を...

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胃瘻はなぜ導入されるのか?

先回、『人間は、口から物を食べられなくなったら最期』の実践をお勧めしました。講演等でも『胃瘻を増設しても長生きをしたいですか?』とお伺いしても多くの方が、首を振られます。ならば、そもそも胃瘻(≒経鼻胃経管栄養)はなぜ導入されるのでしょうか?これにはいくつか理由があります。 一つは、入院日数制限です。急性期病院で患者さんが運ばれてくると入院は1か月以内に抑えたいものです。ですから、じっくり嚥下リハビ...

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胃瘻を増設しても長生きをしたいですか?

先週の、胃瘻(≒経鼻胃経管栄養)の話はとても反響がありました。数人の方は、家族としての経験から思いを綴ってくれました。胃瘻を導入された御家族には、肉体的にも精神的にも重い負担がのしかかるのです。 それでは、世の中に胃瘻(≒経鼻胃経管栄養)患者さんはどれぐらいいらっしゃるのでしょうか?平成22年のデータでは、全国の胃瘻造設者数は約 26 万人と推計されます。患者さんの療養先は、特養、老健、療養型病床...

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医者は、患者さんと家族に育てられる

昔、基幹病院で働いていた時に、 とても感謝されたことがありました。 脳出血で緊急入院。 急性期治療により、命を取り留めるも 経口摂取は回復せず。 そろそろ経鼻胃経管栄養の導入と考え 家族に提案。 その際、実の娘さんが 『経鼻胃経管栄養だけはやめてください。 自宅に引き取って、自宅で看とりたい』 と訴えられました。 このようなケースでは、 実の娘さんが希望されると叶えられるも...

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高齢者の元気な証・・『いつ死んでも良い』

9月19日は、敬老の日でした 65歳以上の高齢者が総人口の27.3%となり過去最高を更新 男女別では男性が1499万人、女性が1962万人 女性は全体に占める高齢者の割合が初めて3割を超えました。 100歳以上の高齢者の数も6万5692人と、46年連続で過去最多を更新 そのうち、女性が87.3%・・ 恐るべし、女性パワーです。 夏場、暑さで皆が体力を消耗している時 元気なのは、...

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在宅だけが在宅でない・・もらい忘れ?特別障害者手当

"在宅"は、自宅だけではありません。 介護保険の定義では、 "施設"とは、特別養護老人ホーム、老人保健施設、療養型病床群の3つのみです。 この3つ以外は、 有料老人ホームもグループホームも、"在宅扱い"となります。 入居者のご家族だけでなく 働いている人さえもこの区別は難しいものです。 "特別障害者手当"という制度があります。 訪問診療をしていて、最も支給漏れが多い公的制度です...

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在宅医療は、晩酌の敵? 

1人でも多くの医師に取り組んでもらいたい在宅医療 しかし、それを阻むものがあります 庶民のささやかな楽しみ、"晩酌"です。 以前、新規開業した同級生に 在宅医療のアドバイスをしたところ、 『在宅医療に取り組むと、夜お酒飲めないの?』 という質問を受けました。 自分自身は、お酒が弱いため 晩酌の習慣がありません。 しかし、晩酌を楽しみにしている先生方は 結構いらっしゃいます。 彼自身、初めて在宅で...

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