提言

脳神経内科医が心房細動の患者さんに抗凝固療法を積極的に勧める理由

Doctor analyzing an electrocardiogram

心房細動という、心臓の不整脈の病気をご存知でしょうか? 不整脈の一種ですから、主に循環器内科の先生が診ています。しかし、その心房細動の患者さんが、適切な治療、特に抗凝固療法を受けていないと、脳塞栓を引き起こすリスクが高まります。 脳塞栓の症状は重篤なもので、命を落とされる方もいらっしゃいます。そのため、脳神経内科医の立場では、心房細動の段階で積極的な予防療法をお願いしたいものです。しかし、な...

続きを読む

5万件の訪問診療医師が解説、訪問歯科の勧めと導入のメリットとは

当院は2000年4月の開業以来、5万件を超える訪問診療、500人を超える在宅看取りを実践してきました。訪問診療では医師や看護師だけでなく、歯科医や歯科衛生士さんとの協力が不可欠です。そのため、在宅医療ではごく自然に「医科歯科連携」が行われてきました。 しかし、訪問歯科診療に取り組んでいただける歯科医さんは一部にすぎません。「訪問歯科は大変そう」「どうやって立ち上げるの?」「そもそも利益が出る...

続きを読む

これからの超高齢社会において飛躍する職業が「歯科衛生士」の理由

Dentist showing teeth problem on dental X-ray

当院では平成30年2月から歯科衛生士さんに働いてもらっています。これは『歯周病菌の毒素がアルツハイマー型認知症の症状を悪化させるので、その改善を行う』という理由からです。もちろん、当院には歯科医はいませんから、あくまでサービスとして口腔内のチェックをしてもらっています。 口の中は決して綺麗なものではありません。しかし若い歯科衛生士さんたちが嫌な顔をせず、取り組む姿勢には頭が下がります。高齢者...

続きを読む

薬が多いのはなぜ?5種類以内に処方を抑えてもらうための7つの知識

Depressed Senior Man Looking Through Rows of Prescription Medication

薬の量が多いのは困りものです。 本日、以下のような報道がありました。 厚労省によると75歳以上の24.8%は同じ薬局で7種類以上の薬を受け取っている。出典:日本経済新聞「厚労省が医師向け指針案 高齢者の薬副作用防止 」 年を取るとともにいろいろなトラブルが起こり、その度に病院へ通うことは珍しいことではありません。私の実感としても患者さんの3~5割が、5種類以上の薬を処方されています。 ...

続きを読む

「痩せ」は万病のもと!医師が勧める理想体重維持で健康増進する方法

Young sick girl with anorexia

「体重を減らしたい」と多くの人が願っています。巷には、ダイエットのためのサプリメントやサービス商材、書籍、雑誌の特集が溢れていて、よく売れているようです。 実は多くの女性が、医学的には「痩せ」の範疇に入ります。164cmで49kgの方はそれなりの数いると思いますが、危険水域と言える数値です。 フランスでは痩せすぎモデルは仕事ができないようになりました。モデル体型に憧れて過度なダイエット...

続きを読む

健康情報・医者が言っても信じるな!とは 情報の見極め方7つの知識

Making TV show

毎日のように、テレビ、本、雑誌では健康情報があふれています。人気番組で放送された翌日には、必ず患者さんから番組内容について質問をされます。その影響力には驚かされます。 情報番組の中では、エビデンス(evidence:科学的根拠)という言葉をよく耳にします。私たちはエビデンスがあるとその情報をうのみにしがちです。 しかし、エビデンスがあるからといって、そこで思考を止めてしまうことは問題で...

続きを読む

塩分摂取量の真実・正しい塩をとる一つの知識と高血圧の原因別対処法

Doctor Measuring Blood Pressure Of Male Patient

「血圧、上が150ありますね。下も高いです。塩分を控えた方がいいですね」 このように50歳を超える高血圧と診断される人が増え始めます。そこで、血圧を下げるための食習慣として「減塩」を指導されることが少なくありません。 そこで塩分摂取量を気にしだす方が多いです。食事中の塩分量を気にしてみたり、一日の摂取量を忠実に守ろうとしたり…。 しかし、近年の研究では食事による塩分摂取量と高血圧...

続きを読む

胃ろうはやるべき?メリットデメリット7つのポイントを医師が解説

IV Drip

「胃ろうを入れるかどうか家族で決めてください。但し、時間がありませんので1〜2日中には答えをください」 ある日医師から突然こんな質問を投げかけられることがあります。全身状態が悪化した患者さんが、治療をしても口からの食事が回復しないときに、医師から家族に決定権を委ねられるのです。確かに、何もしなければ1〜2週で亡くなる可能性が高いために決断が急がれるのです。 普通の生活をしていて、いきな...

続きを読む

“無限の樹形図”=診断書の知識を伝えることは、多くの患者さんを救うこと

医師の診断書には凄い力があります。その知識を多くの医師に広めれば、多くの患者さんを救うことにつながります。先日、ドラマ「最上の命医」を見ていてこれも、"無限の樹形図"と感じました。 時々、大腸内視鏡検査の際にポリープを切除したので保険請求の診断書をお願いしたが、『手術でなく検査だから!』という理由で書いてもらえなかったという相談をいただきます。『診断書は書いてもらえますよ』とアドバイスをしても、"...

続きを読む

マルホの女?

皆さん保険調査員という仕事をご存知でしょうか? 保険加入者が病気や死亡をした際に 医師の診断書とともに 保険会社に支払い請求を行います。 そうすると保険会社会社は支払う前に 保険調査員に依頼して、調査をします。 つまり、保険調査員のクライアントは保険会社なのです。 保険調査員は 我々医師のもとにやってきて "不正がないか?" "告知義務違反がないか?" と結構しつこく聞いてき...

続きを読む

error: Content is protected !!
介護&福祉生活の「お金の話」
超高齢化時代を自分で守る知恵集
長谷川嘉哉の限定書籍
老後&介護の心配を解決