嗅覚刺激で認知症予防!

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平成27年6月1日、日本アロマ協会で講演をさせていただきました。私は以前から、認知症の進行予防および改善には感情を刺激することが大事であると伝えてきました。臭いを感じる臭神経は、脳幹を介することなく大脳から分岐しているため、直接的に快や不快の感情を刺激します。

そのため、嗅覚を刺激することが、認知症を予防する効果があるとされています。においという情報を感じ取る働きをしているのが大脳辺縁系のなかにある部位、”嗅覚野”です。この嗅覚野が、記憶を司る海馬とつながっている”嗅内野”という部位と非常に近い場所にあります。そのため、においを嗅ぐことで嗅覚野が刺激され、そしてその嗅覚野への刺激が海馬まで届いて記憶が想起されるのです。

・香水のにおいから誰か特定の人のことを思い浮かべたり
・花のにおいを嗅いでどこかの場所に思いを馳せたり
・何かのにおいが不意に楽しい思い出や悲しい思い出などを呼び起こしたり

においがきっかけになって、記憶が蘇るのです。

人間の機能は使われなくなると衰えていきます。嗅覚という機能も使われなくなると働きが悪くなるということが考えられます。使わないと脳へ刺激を与える機会も減ってしまいます。においを嗅ぐことは脳を刺激する効果があり、その嗅覚が衰えてしまっては脳への刺激が少なくなって、認知症の危険が高まってしまいます。

ですから嗅覚を働かせる機会を増やして、脳に刺激を与えることは、認知症予防となり得るのです。お香やアロマテラピーのにおいが好きなら、是非試してみてください。さらに日常生活でも、食事をするとき料理の香りも一緒に楽しむようにしたり、外に出て普段とは違う空気を鼻で感じ取ったりなど、”意識して”においに敏感になってみましょう。それが脳に良い刺激を与えて認知症予防としての効果を果たすのです。

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