転ばぬ先の杖 - 認知症専門医 長谷川嘉哉のブログ

認知症専門医師 長谷川嘉哉 ドクターズブレイン 長谷川嘉哉

三姉妹の心配・心配・心配

投稿日:2017年5月19日

忙しく勉強をしながらも大学生活を謳歌している長女と次女・・
よく皆さんから、
「娘さんの彼氏とか気になりませんか?」
と聞かれます。
確かに気になります。
しかし、彼氏の存在が気になるのではなく
彼氏ができて結婚するのか?という心配です。

日本人の平均初婚年齢は、夫が30.7歳 妻が29.0歳。
ものすごい勢いで、晩婚化しています。
その上、50歳まで一度も結婚したことがない人が
男性で4人に1人、女性で7人に1人。
データを見ているだけでも心配になってしまいます。

種族保存の理屈から、近親婚を避けるうえでも
遺伝的に"娘は父親の匂いを嫌う"が普通です。
我が家の三姉妹は、
父親である自分に対しても
とてもフレンドリーです。
これは、嬉しいのですが、
やはり、どこか心配です。

先日も高校時代の男友達と3名で食事
3名の特徴は、25歳で結婚したこと。
自分以外の2人は、すでに子供も全員社会人。
3人が共感したことは、
"早く結婚して良かった"です。

ということで
我が家の娘たちにも
早くパートナーを見つけて
結婚してほしいというのが願いです。
それどころか
フランス人のように
結婚形態にとらわれずに
婚外子でも良いので
子孫を残してもらえれば?
と思っています。

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ワクワク・・親子で新しいビジネス構築を

投稿日:2017年5月17日

長女は、歯学部に在籍しています。
歯学部は、歯科医抑制のためか
学内での留年率も高く
卒業も難しい。
その上、国試の難易度も上がっているようです。
歯学部に入学して歯科医になれなかった学生が
どうやって生きていくのか不安になりますが・・

そのためか長女も、いつも勉強しています。
勉強している内容も
テキストも、
さらに、学校で削ってきた
歯の模型など、よくわかりません。
アドバイスもできないの点は、歯がゆいのでが、
少し楽しみでもあります。

実は、自分の父親は銀行員でした。
医師になったときは、共通の会話もないため
会話も途切れがちでした。
しかし、開業して手伝ってもらうと
自分にない経験を互いに尊重しあい、
不思議な連帯感が芽生えてきました。
まさに異業種のコラボレーションです。
いまでは、二人でいても
会話が途切れることのない
とても仲の良い親子関係が築かれました。

自分の長女は会話をしていても3人姉妹の中で、
最もビジネスセンスを感じます。
将来は、医師と歯科医という関係で
新しいビジネスが構築できればと
ワクワクしています。
しかしそれ以前に
"お父さんの歯、実験台に提供してね!"の依頼には、
いまだに歯医者が怖い自分としては
少し、躊躇していますが・・・

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心地良い・・親子で同業

投稿日:2017年5月15日

今年、医学部に入学した次女
毎日、羽を伸ばしているかと思いきや
すごく勉強しています。
自分たちの時代だと
3年生になって初めて勉強した解剖学を
1年生の4月から始めています。
今の時代、1年生から専門を始めないと
とても時間が足りないようです。
そのうえ、毎週月曜日は試験・・
学生以上に、問題を作って採点する
先生方にも同情してしまいたくなります。

考えてみると、28年前の自分達の時代は
C型肝炎はありませんでした。
国家試験レベルではMRIも出題されませんでした。
MRAなどは実用レベルでさえありませんでした。
いまでは血流シンチやPETなどより多彩になっています。
これでは、とても3年生から専門では時間が足りないことも
当然かもしれません。

しかし救いといえば、大学のテキストがわかり易いことです。
自分たちの時代、教授が黒板にもすごい勢いで書いたものを
必死で書き写していいたものでした。
そのうえ分かりにくく、極めて非効率的でした。
今のテキストは、わかりやすく、
さらに解剖学の段階でも、臨床と関連させて説明されています。
正直、自分が見ても勉強になるほどです。

そんな時、次女が"神経の走行がわかりにくい"とのこと、
少し、先輩風を吹かせて教えてやると
"分かりやすい"とのこと。
やはり、本当に理解している専門家は
"難しいことを簡単に説明できるのです"
親子で、同じ道に進み、会話ができる・・
これって、とっても心地良いものです。

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アルバムの冊数と愛情は比例しない!?

投稿日:2017年3月24日

先回までご紹介した
父からの温かい手紙、
母の愛情あふれる自分の闘病日誌。
本当に、自分は大切に育てられたはずです・・
しかし、小学校4年生の時に気が付きました。
自分にはアルバムが1冊しかない!
その1冊でさえ、完成されていない。
一方、4歳年上の姉は、
月単位でアルバムが残っており
その数は20冊近く・・
この差は??
やむを得ずに、
小4の中津川の野外学習の写真と
小5の修学旅行の写真を
自分で張って、アルバム1冊を完成させたのです。
ちょっと可哀そうですが、
自分も3人娘の親になると
長女のアルバムの冊数に比べ
次女は激減
三女に至っては存在すら不明です・・
言い訳になりますが、
"決してアルバムの冊数が
愛情に比例しない"ことだけは確かです。
両親の自分と姉に対する
愛情には差がなかったと
思いたいものです。

しかし、
そんなことを考えていると、
長谷川家の机事件を思い出しました。
姉は、小学校入学時に新しい机を買ってもらいました。
普通は、自分が小学校入学時にも新しい机を買うものです。
しかし、長谷川家では
小5になる姉に新しい机を買い替え
小1の自分は、姉のお古をもらうという
理解しがたい行動をとったのです。
本当に大事にされているのか??
との疑問が沸いて、抗議したのですが、
両親は、悪びれる様子もなく
"どうせ机で勉強しないだろ?"との言葉で
納得させられてしまいました。

どうもわが家の両親は
細かいところにはこだわらずに、
現実主義でありながら、
それなりの愛情を注いでくれていたようです。
お陰で、自分も細かいことを気にすることのない
大らかな性格になったのかもしれません。
あらためて感謝です。

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自分の闘病日記

投稿日:2017年3月22日

先回紹介した、父親の手紙
大事に大事にどこにしまいこまれていたかというと
母親からもらったノートでした。
そのノートとは、
自分が発症した闘病記でした。
自分は生後すぐに
肥厚性幽門狭窄症にかかりました。
この病気は、生後2-3週から3ヶ月位までの赤ちゃんがミルクを吐く病気です。
胃の幽門筋が肥厚するために出口が狭くなり、
飲んだミルクが十二指腸に運ばれず胃内に停滞します。
ミルクで胃が一杯になると飲んだミルクを噴水状に 大量に吐きますが、
吐いた後でも赤ちゃんは空腹感のためにさらにミルクを欲しがります。
治療開始が遅れると、体重増加が得られずやがては出生時体重をも下廻ってくることもあります。
治療は手術によって 幽門筋を切開し拡げる方法(ラムステット手術という)が行われており、
手術後早い時期にミルクが飲めるようになります。
正直、医学の勉強をすれば、それほど重篤な病気でないことは分かります。

しかし、親としては
ミルクを飲んでも飲んでも吐いてしまう。
そして、体重も増えずに
逆に体重も減ってきてしまう
相当に不安であったと思います。
ノートには、細かく細かく
飲んだミルクの量
吐いた回数
体重が記載されています。
ある時、捨てるわけにもいかず、
母親が自分にノートをくれたのです。
そんな大切な大切なノートに
先回紹介した、父親の手紙を大事に
挟んでおいたのでした。
どうも、自分は
本当に本当に大切に育ててもらったようです・・

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