青山学院快進撃の要因は、後輩の目利き力?

平成29年2月11日は私が代表を務める
経営者の集まりNPO法人PAL研究会のオープンセミナーでした。
毎年、3人ほどの講師をお願いするのですが、
① 経営者が勉強になる内容で、
② 講演も上手で
③ それなりのネームバリューもある方を探す必要があります。
結構、期待外れの結果になる事もあります。
しかし今回の講師は、3条件を見事に満たす、
話題の青山学院の原普監督でした。
箱根駅伝三連覇、大学駅伝三冠を成し遂げた現在、講演依頼は1000件近いようです。
しかし、我々は、二連覇も達成する前からお願いをしていたため、講演が実現しました。
まさに、”目利き力”の勝利といえます。

講演もさすがに元”伝説の営業マン”です。
パワーポイントに映像を組み合わせて
聴衆を飽きさせません。
あっという間の90分でした。
しかし、講演の中で一つ疑問が・・
原監督は、名門世羅高校から愛知の中京大学を経て
中国電力の陸上部に進んだものの、
怪我がもとで27歳で引退。
その後は、営業マンとして優秀な成績を上げられたようです。
36歳の時に高校の後輩で青山学院関係者の推薦で
陸上部の監督に就任したようです。
“そんな人がなぜ監督就任に?”と思って聞いていました。
箱根駅伝の出走経験はなく
青山学院のOBでもない、
それ以上に当時は体重が100㎏近くあったとのこと
こんな人に、監督就任をお願いするでしょうか?

幸い、講演後の質疑応答で
参加者がその点を質問してくれました。
原監督なりの考えでは、
高校時代から、”従来の慣習を改革する行動力”があったようです。
一例としては
世羅高校にあった理不尽な悪習を
原監督が3年の時に、すべて改革したそうです。
そんな行動力が後輩の記憶に残っていたようです。
つまり、今の青山学院陸上部の快進撃の源は
原監督の能力だけでなく
それを見出した後輩の方の
“目利き力”かもしれません。


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