アリセプト(ドネペジル)の適応効果、使い方、副作用を専門医が解説

Box of Aricept

アリセプト(一般名ドネペジル)は、抗認知症薬として歴史があり、多くの医師に処方されています。そのため、認知症の診断をされるとまずはアリセプトが処方されているケースが多いと思われます。その際、簡単に「認知症の進行を抑えるもの」といった説明だけでは、十分に納得できないのではないでしょうか? 現在、抗認知症薬には4種類ありますが、アリセプトを使うべき病態もあります。逆にアリセプトの副作用が見落とさ...

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「誰かのためも大切だけど〜」(旺季志ずか)を認知症専門医が書評

Saying connected during their retirement

認知症専門外来では、80歳前後の男性の傍若無人ぶりに驚くことがあります。同時に、理不尽な男性に耐える日本女性の態度にも驚きます。先日も、運動障害がないにもかかわらず、真夜中に「背中をかけ」といって奥様を起こすご主人がいらっしゃいました。毎晩、起こされるために奥様はいつも寝不足を訴えられています。(起こした本人は昼間は昼寝ができます) それ以外にも、自分が眠れないと奥様を起こす人、靴下を奥様に...

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5万件の訪問診療医師が解説、訪問歯科の勧めと導入のメリットとは

当院は2000年4月の開業以来、5万件を超える訪問診療、500人を超える在宅看取りを実践してきました。訪問診療では医師や看護師だけでなく、歯科医や歯科衛生士さんとの協力が不可欠です。そのため、在宅医療ではごく自然に「医科歯科連携」が行われてきました。 しかし、訪問歯科診療に取り組んでいただける歯科医さんは一部にすぎません。「訪問歯科は大変そう」「どうやって立ち上げるの?」「そもそも利益が出る...

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専門医が推奨!「認知症にならないための歯科医選び」7つの知識とは

Dentist

私は、平成30年2月より内科クリニックで歯科衛生士さんを雇用し「医科歯科連携」の実践をしています。患者さんに内科の外来で歯科受診の重要性を説明すると、改めてかかりつけの歯科医を受診される方が少なくありません。 しかし、せっかく受診しても1〜2回の治療のみで終了してしまう歯科クリニックが大半なのです。なかには、受診後、定期的にメンテナンスをしてもらえる歯科医もありますが、全体の2〜3割かと思い...

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医師が勧めるKindleの使い方・メモ機能で読書記録を楽々作成!

amazons kindle

私は、年間200冊程度の本を購入し、読んだ後「これは」と思ったもの100冊程度をA4用紙1枚にまとめるようにしています。そうすることで、本という情報が知恵になることを実感しています。しかし、その作業には結構の労力が伴います。さらに毎年年末には、大量の本を取捨選択して大部分を処分するという作業も伴っています。 これらの作業から解放するために平成30年1月から電子書籍で購入できる本はすべてKin...

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正しい感染予防対策を医師が解説・マスクだけでは不十分な理由とは

Doctor Washing Hands Before Operating.

麻疹(はしか)が流行しています。その一因として予防接種の不徹底が大きいと言われています。はしかは感染力が強く、また人間の抵抗力を大きく損なうので肺炎や脳炎にも繋がる怖い病気なのです。 このような感染症にはできれば罹りたくないものです。しかし、最近毎年流行するインフルエンザ、ノロウイルスなど、感染症は種類も頻度も増えてきています。 感染症の特徴として、短期的に多くの方に広がってしまう恐れ...

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よく噛むことの勧め。脳と体への効果を医師が解説。おすすめのガムも

Chewing gum

よく噛むことには顎の発育、肥満防止、味覚の発達など良い効果がたくさんあります。最近では、認知症の予防・改善にまでつながることがわかっています。しかし、最近の食事では昔に比べ咀嚼回数が激減していることもわかっています。 そのような咀嚼回数を補う効果的な方法がガムを噛むことです。しかし、ガムならなんでもよいわけではありません。 今回の記事では月に1,000人の認知症患者さんを診察しながら、...

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専門医が解説!認知症患者の遺言と「絶対に書いておくべき」事例とは

Writing last will and treatment in Japanese

社会の超高齢化に伴い相続ビジネスが盛んです。しかし、税理士や弁護士さんに「早めの相続対策が大切です」と言われても「所詮、あなたの仕事につながるのでしょう」と思えてしまうかもしれません。そのため、大切なことと分かっていても相続対策は先延ばしになりがちです。 しかし、遺言書は相続の対策として残され相続人にも、またご自身の財産管理や残された方々へのメッセージとしてとても意義のあるものです。ですから...

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口呼吸はデメリット大・前頭葉機能低下で認知症のリスクも

Man snoring because of apnea lying in the bed

あなたは舌をどこにおいてますか? いきなり聞かれても「何のこと?」「考えたこともない」「どこに置いているかわからない」と即答できるかたは少ないのではないでしょうか? 実は、舌にも正しい位置があるのです。正しい位置は上あごにあることです。ベロ先を前歯の付け根の上に置き、舌全体を吸盤のよう上口蓋にくっつけるイメージです。大切なポイントは、舌の根元から上にくっつけることです。 胃まれたばかり...

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高齢だからと諦めない「頻尿」の原因と治療・放置は重症化のリスクも

Adult man in pijamas walks to a bathroom at the night. Men's healths concept. Toned

日々の外来では、頻尿を訴えられる患者さんが多くいらっしゃいます。一口に、頻尿と言っても様々で、一日中訴える方から、夜間のみ頻尿を訴えられる患者さんもおります。夜に一時間ごとにトイレに行くような状態でも、「年だからしょうがない」と諦めている患者さんもいらっしゃいます。 家族にとっては、トイレに付き添うこともかなりの手間です。夜間に何度も起こされて疲弊している方も少なくありません。こういう方の中には...

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