医師は診断書でも患者さんを救えます!

医師は、医療だけでなく診断書でも患者さんを救えます。しかし残念ながら医師は、学生時代、医師になってからも一度も診断書の目的・書き方を学ぶことはありません。 自分は、"50歳で発症した若年性アルツハイマーの患者さん"を経験しました。就労不能になり、住宅ローンを滞納。自宅が競売に出され自己破産のすえ生活保護。その時、自分は、家族が持ってきた書類を書くことしかできませんでした。医師として社会資本を提案...

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日本女性は絶滅危惧種?!

外来で、80歳代の夫婦を見ていると"昔の男性は羨ましい!"と思います。とにかく、とにかく、とにかく・・"女性が男性に尽くします。"そのため男性は何もしないではっきり言って我儘です。"働いたお金を全部、飲み代に使ってしまい奥さんの稼ぎで家を建てて挙句の果てに、寝たきりになって奥さんが、介護!""男性が認知症になったすえ奥さんがいないと、名前を呼び続ける。デイサービス利用も一人では拒否。奥さんが、デイ...

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若いころは、低血圧だった!

血圧は、年齢とともに上がります。その中でも、遺伝的素因を持った人は50歳前後で、高血圧を発症します。そのため、降圧剤がない時代、高血圧の素因を持った人は50歳前後で亡くなっていたのです。昔は、日本人の死因の第一位は脳血管障害。中気、中風ともいったものです。高血圧を放置して、50歳代で死去。結果、戦後しばらくは平均寿命が60歳前後で推移していたのです。現在は、脳血管障害は死因の3位。平均寿命が80歳...

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女子高生を嫌う人はいない!?

以前、"もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら"(通称もしドラ)の著者岩崎夏海さんのお話で『世の中に17歳女子高生を嫌う人はいない!だから、主人公を女子高生にしたんだ!』とおっしゃっていました。確かに、もしドラの主人公を"20歳代の若手サラリーマン"に設定することも可能だったのです。しかし、それであったらミリオンセラーになることもなかったでしょう。自分でも、若手サラ...

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歯周病予防は認知症予防

歯周病というと歯科医の領域と思われがちです。しかし、最近では歯周病こそが多くの内科疾患の原因であることがわかってきています。もともと、口の中には、100億の細菌がいます。(肛門にいる菌の数より多く、清掃状態が悪い人は1兆を超えるそうです)これらの細菌が、口の中の毛細血管から全身に回り、血管内で炎症をおこし動脈硬化を引き起こします。その結果、歯周病の人は、脳梗塞・心筋梗塞の確率が3倍高くなるのです。...

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1日1.5ℓの唾液は凄い

皆さん、唾液は1日どれ程の量が分泌されるかご存知ですか?この量は、1日1.5リットルになります。当たり前に分泌されている唾液ですが実は、多くの働きがあります。いくつかご紹介します。① 風邪などの細菌が体に入らないように守る働き口は外から多くの細菌が入ってきます。唾液中の抗菌物質であるリゾチームやラクトフェリンによって細菌が体の中に入り込まないように殺菌しています。同時に、口の中の細菌がバラン...

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一噛み3.5ml 

認知症専門医として噛むことは相当に重要です。なんと、1回噛むごとに3.5mlの血液が脳に送り込まれるのです!噛むことで脳への血管に圧力が加わり、血液が流入するのです。さらに、口の周りにある口輪筋といわれる筋肉は、顔の多くの筋肉と繋がっています。口を動かせば、顔の筋肉を介して脳に刺激を与えてくれるのです。 ワーキングメモリーの中心である前頭前野や記憶を司る海馬に影響を及ぼします。噛まないと、海馬の神...

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理想の最期

1000名以上の死に立ち会った経験から理想の最期とは・・食事が摂れなくなった場合最低限の検査をして食事が摂れなくなる医学的な原因がないことを確認。その後、2-3日点滴を施行。しかし、経口摂取は改善しない。この場合は、患者さんは生命体として死に向かっていることを意味します。 後は、口を湿らせる程度の水分を与えながら、自宅もしくは、施設で最後を過ごします。不思議と人間は、一滴の水分を取らなくても直ぐ...

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食事がとれなくなったら最期

高齢の患者さんが食事が摂れなくなると『どうして食事がとれないんですか?!』と強く質問されるご家族がいらっしゃいます。そんな時は、『人間は最後は食事が摂れなくなり、お亡くなりになります』と説明します。そんな当たり前の説明で納得されるご家族もいらっしゃいますが、どうしても、どうしても感情的に納得できない御家族もいらっしゃいます。 "何とか点滴だけは続けてほしい"と希望されるご家族も・・しかし、点滴は...

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生き方上手は、死に方上手

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が、105歳で平成29年7月18日にお亡くなりになりました。18年前に本当にわずかですが、日野原先生とNHKの全国ニュースでご一緒したことがあります。 開業前に勤務していた名古屋市厚生院で音楽療法の前後でNK細胞の数と活性を測定。その実験結果を、「音楽療法によるナチュラルキラー細胞活性および細胞数の変化」として日本老年病学会に投稿。NHKの名古屋支局が取材。...

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