「指は第二の脳である」と言われるワケ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

いよいよ本日、サンマーク出版から親ゆびを刺激すると 脳がたちまち 若返りだす!』
が出版されました。本の中から、少しご紹介します。

脳の外側に顔や手、指がついた不思議な図を紹介します。
一つ目は「ホムンクルスの図」と言い、医学生は生理学の
授業でかならず目にする図で、脳神経外科医のワイルダー・ペンフィールドが描いたもの。
脳のなかの、動作を指令する「運動野」、感覚を感じとる「感覚野」、
それぞれが体のどの部分と「密接につながっているか」を示したものです。

注目してほしいポイントは、5本の指と手のひらが占めている割合の大きさ。
運動野は全体の約3分の1を、感覚野は全体の約4分の1を占めています。
その比率を人体模型にして表したのが、二つ目の「ホムンクルス人形」です。
脳に対して影響力の強い比重で人間をつくると、
手と口が大きなユーモラスな形状になります。 

私たちは、手をつかって毎日いろいろな動作をしています。
特別に複雑で精巧な動きをすることのできる指のおかげで、
料理もできれば、裁縫などの緻密な作業も行うことができるわけです。
こうした体の「動き」を担うのが運動野であり、感覚野は手ざわりでモノをより分
けるときや手のひらですくったモノの量を「感じとるとき」に働いています。

5本指と手のひらはとてもすぐれた器官です。
その表面積は、全身の表面積の10分の1程度にすぎませんが、
運動野、感覚野を含め、大脳の領域の約3分の1が指と手をコントロールするためにつかわれています。
かんたんに言うと、脳は指先に多くの「指令」を出しているわけです。

また、脳は、体の各部を動かすだけでなく、体の各部からの刺激を受け、
その結果、脳そのものも変化します。
つまり、指を動かせば、脳のなかの広い領域を刺激することができるわけです。
指先をよく動かすことで、脳はその情報をキャッチしようと刺激され、活性化される。
これこそが、医師たちの間で、
「指は第二の脳である」
と言われる所以なのです。

  

             「ペンフィールドのホムンクルスの図」      

            

                 「ホムンクルス人形」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
 
error: Content is protected !!