人間の最後の仕事は、自分の死を見せること

青山学院の原晋監督の講演での質疑応答で、
次のような質問がありました。
『今の若者が、大きく変わるきっかけは何かありますか?』
これの原監督の答えが素晴らしかったです。
『今の子供たちを言葉で動かすことは難しい。
これだけの情報化社会であれば、
言葉は、所詮どこかで使い古されている。
しかし、大学生の世代は、
丁度、祖父母が亡くなる世代でもあります。
年に数人が、葬式で帰郷するのですが、
返ってくると、練習態度が
まったく変わるんです。』
とのことです。

私は、年間60名前後の方を
自宅で看取らせていただきます。
その際、お孫さんや、曾孫さんがいる場合は、
できるだけ、一緒に身体を拭いてもらうようにしています。
人の死を直に体験する彼らの表情は真剣です。
きっと、彼らの生きる糧になると信じて、
お願いしていました。

今回の、原監督のお話で
改めて納得がいきました。
やはり
“人間の最後の仕事は、
自分の死を見せること”なのです。


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