講演実績・マスコミ記事掲載実績

2008年3月15日(土)岐阜新聞掲載

素描 ストップザ呆け


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認知症になりたくない。多くの方々が望まれていることである。どうすれば認知症にならずに済むのか?認知症の原因には大きくアルツハイマー型老年痴呆と血管性認知症に分けられる。

アルツハイマー型老年痴呆は、「脳の廃用」が原因という考え方がある。身体と同じく使わないために機能が低下するわけである。このタイプの認知症 は、過去の生きざまが反映されるようだ。長年、仕事一筋で過ごし、退職と同時に認知症が進行するケースは多い。また人のストレスの中では、配偶者の死が最 大で、これが契機となるケースも多い。

これらを防ぐには、仕事以外の社会と交わりを持ち、人との出会いを大切にすることだ。このため講演会でも「自主的に、もしくは誘われて参加されてい る人は、一つハードルをクリアしている。理由をつけて参加しない人たちが問題です。理由をつけず、とりあえず参加する気持ちが大切」と話している。

一方、血管性認知症の予防は、脳出血や脳梗塞といった脳血管疾患を予防することである。そのためには、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常といった生活習慣病の予防が重要となる。予防には、生活習慣を改善する必要がある。

「生活習慣を変えてみませんか?」「なかなか難しいです」。毎日、外来で繰り返されている言葉である。習慣を変えてみる。実は、アルツハイマー型老 年痴呆の予防にも通じるものがある。理解するだけでなく、実践が重要である。実践継続するためには、難しく考えずに成功体験を想像してワクワクしながら取 り組むことが重要だ。

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