メリスロンが忘れた記憶を回復?脳神経内科専門医が安易な服用に警鐘

Junior high school students to study

先日、凄いニュースが流れました。「忘れた記憶を薬で回復 メニエール病などのめまい治療薬『メリスロン』が記憶力回復に効果がある」とのことです。このインパクトは凄いもので、多くの方から質問を受けました。特に実験対象の年齢が20歳代を中心としていたため、「受験を控えた子供に飲ませられないか?」などの切実なものもありました。マスコミは、こういったニュースを好んで取り上げます。しかし、こういったニュースには...

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インフルエンザに漢方の麻黄湯!? 効果的な使用法を専門医が解説

Ephedra, Ephedrae herba

インフルエンザが流行ってきています。インフルエンザは風邪とは異なり、突然の発熱、悪寒、筋肉痛を特徴とします。医療機関を受診して、迅速キットによる検査でインフルエンザの診断がなされれば、抗インフルエンザ薬が処方されます。しかし、現実にはキットの検査で陰性であることもあります。そのような場合は、患者さんの状態に応じて薬を使い分けます。そんなときに有用な薬が漢方の麻黄湯です。インフルエンザに漢方薬? と...

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脳梗塞の前兆…一過性脳虚血発作(TIA)を脳神経内科専門医が解説

TIA Acronym or abbreviation to medical concept or diagnosis of transient ischemic attack or small brain stroke. Word TIA stands among models of the brain, stethoscope and medicines in ampules or vials

脳梗塞というと突然発症するものと思われがちです。しかし多くの場合、何かしらの前兆があるものです。例えば、左右どちらかの半身の手足に力が入らなくなる運動障害が起こります。運動障害は顔面に起きることも多く、顔の右半分や左半分が下がったりして歪んだ表情になります。このように運動障害が身体の半分に起こった時は、脳梗塞の可能性が非常に高いと言えます。もちろん、症状は運動障害だけでなく一時的な半身のしびれで脳...

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サービス付き高齢者住宅(サ高住)最も効果的な利用法を専門医が断言

Talking with children

私は、現在15カ所の施設で訪問診療を担当しています。施設の内訳は、グループホーム(以下GH)、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(以下サ高住)です。その中でも、サ高住は、経営者、利用者、ケアマネが、本来の趣旨を理解せず、利用の仕方を間違えているのではないかと思われるケースがあります。それにより、入居した利用者・家族が予想していたサービス内容との差異が生じています。サ高住は利用料が極めて割高...

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「親の様子が何か変」のチェックポイントと認知症早期受診の説得方法

Angry Couple

明けましておめでとうございます。ところで休み中、久々に御両親や祖父母さんに会われた方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? その時に「何かおかしい」と思われたことはないですか? 久々にあった人が「何かおかしい」と感じたことは、結構正しいものです。 そんな時は、ぜひ先延ばしすることなく認知症専門医を受診してください。多くの場合、当事者は受診をすることを嫌がります。その時は子供さん、お孫さ...

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飛蚊症って何?・・52年間生理的飛蚊症と付き合っている医師が解説

Young tired working woman at work

飛蚊症(ひぶんしょう)ってご存知ですか? 目の前に黒い虫のようなものが動いている症状です。私自身も幼少よりその症状を経験している張本人です。 医学部生のころには、授業で飛蚊症の話を聞いてから不安になり眼科を受診。しかしさほど気にする程度ではなく、「ヒポクラテス症候群」と言われたこともあります。 実は、飛蚊症についてはそれぐらいでの眼科受診がお勧めです。特に、突然飛蚊症が出現したり、飛蚊...

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認定内科専門医が解説・・中性脂肪の異常が肥満以上に怖い一つの理由

Fat man holding a measurement tape

検診で、中性脂肪の異常を指摘された方は多いのではないでしょうか? その場合、医療機関への受診を勧められることもあります。受診すると、「様子を見てください」と言われたり、「再検査」を行うよう指導されたり、時には、すぐに薬が処方されることもあります。一口に「中性脂肪が高い」にも、対応には差があるのです。 特に、治療が必要なほどの中性脂肪の高値は、肥満だけでなく命に関わる疾患を引き起こすことがあり...

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糖尿病網膜症による失明を避ける!7つの知識を認定内科専門医が解説

in panic

糖尿病患者数は生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加しています。なんと日本人の糖尿病人口は1,000万人を超えているのです。糖尿病は何よりも合併症が怖く、糖尿病の3大合併症として「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」が知られています。その中でも糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症として起きる目の病気です。糖尿病網膜症は緑内障とともに成人してからの失明の大きな原因疾患となっています。 ...

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認定内科専門医が解説・γ-GTPが高かった際に必要な7つの知識

Measuring Overweight

検診で、γGTPの異常を指摘された方は多いのではないでしょうか? その場合、医療機関への受診を勧められることもあります。受診すると「様子を見てください」と言われたり、「生活習慣の改善」を厳しく指導されたり、さらに詳しい検査を行われことがあります。一口に、「γGTPが高い」といっても、とるべき対応には差があるのです。今回の記事では、認定内科専門医の長谷川嘉哉が、γGTPが高いと言われた場合に、疑われ...

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認知症予防にも旅行にも!専門医が「京都検定」をお勧めする理由

Back view of three geishas

平成30年12月9日に第15回京都検定の試験が行われました。ご当地資格は全国で見られますが、京都検定は相当本格的です。毎年1万人近い人が受験し、ついにのべ10万人以上の方が受験していました。実は、私も京都検定の受験を志し、相当なる勉強のうえ2級と3級に同時合格しました。 普通のご当地試験は合格すればそれまでですが、京都検定は合格してからが楽しいのです。そのうえ受験勉強は大変ですが、合格へのプ...

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