メマリーが、認知症患者さんの不幸な事故を減らす

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私は、決してメーカーから
何かもらっているわけではありません。
“あくまで良いものは良い!”
という観点からご紹介します。
第一三共株式会社の抗認知症薬
メマリーは本当にすごい薬です。

認知症の治療薬は、簡単に分けると
アクセル系とブレーキ系に分けられます。
メマリーはブレーキ系の薬です
以外と思われるかもしれませんが、
認知症の症状で家族を苦しめるのは、
“物忘れ”ではありません
同じ話を繰り返そうが、
同じ質問をしようが、
少々うんざりする程度で何とか対応できます。
何よりも家族を苦しめ、
家族関係をも崩壊させるのは、
幻覚・妄想・暴言といった症状です。
これらを周辺症状と言います。
周辺症状がコントロールされないと
在宅生活は困難になります。

そんな時に、絶大な効果を発揮するのがメマリーです。
周辺症状が出ていた患者さんが”穏やか”になります。
多くの家族が、『とても穏やかになりました。ありがとうございます』と感謝されます。
数ある薬の中で、これほど御家族から感謝される薬はありません。
もちろん患者さん自身ににとっても
人生の最後を、”困った人”で終わるのか
“平穏”に終わるかは大きな違いがあります。

あまりの効果に
外来についているスタッフが
“私は家に帰ると
イライラして子供にあたってしまいます。
メマリー飲んではいけませんか?”
というほどです。
(もちろん処方はできません)
こんな、素晴らしいメマリーの効果
残念ながら、すべての医師に十分行き渡っていません。
私も医師会等で専門外の先生方に
“周辺症状で困ったら、メマリーを使ってみてください”
とお願いしています。

2007年12月、愛知県大府市のJR共和駅で起きた、
徘徊中に死亡した認知症患者さんに
メマリーが処方されていたか否かは、不明です。
しかし、私の経験からすれば
メマリーが処方されていれば
あのような事故は起きなかったと思われます。
もちろん、メマリーが処方されても
症状がコントロールされていないのであれば、
そもそも、在宅生活が不可能であったのです。

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