そろそろ昔を思い出す年頃?・・三浦綾子記念館

旭川の講演の後には、三浦綾子記念館に行ってきました。地元のパンフレットで三浦綾子さんが生まれ育った地が旭川である事を思い出し記念館の存在を知りました。学生時代には、三浦綾子さんの作品は随分読んだのものです。

特に代表作『氷点』では、、“自分の娘を殺した犯人の娘を養女に!?という衝撃的な設定に、小説だけでなく映画やドラマにも釘付けになったものです。

『塩狩峠』では、実際に合った事件 “塩狩峠の区間に差し掛かった旅客列車客車暴走しかける事故がおこった。その車両に乗り合わせていた鉄道職員の長野政雄が、暴走する客車の前に身を挺して暴走を食い止めた。下敷きとなった長野は殉職したが、これにより乗客の命が救われた。”は、実話であったことに衝撃を受けたものです。

小説だけでなく、三浦綾子さんの人生、脊椎カリエスで10年近く寝たきりであったこと、晩年は白内障やパーキンソン病に罹ったことなどはとても印象的でした。しかしそんな境遇でも彼女は以下のような言葉を残しています。

「こんなに多くの病気にかかって、神様は自分をえこひいきしているのではないかと思います。」 彼女が言うには、「私は、病気を一つするたびに、一つずつ新しいことを学んだ。すばらしい恵みを受けた。だから、神様は、自分をえこひいきして、病気を通して特別に神の恵みを与えているのではないか」というのです。凄い発想です。


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今回の旅行では前田真三さんの写真や三浦綾子記念館での懐かしい作品群など、50歳近くなり昔を振り返ることが増えたことに驚きです。改めて現在は、過去があってのことだと知りました。これからも、適度に昔を振り返りながら、さらに年を取った後に振り返れるだけの挑戦もしようと思いました。

旭川での素晴らしい機会を戴きました、アサヒフードの方々および、くどう薬局の皆様には深く感謝いたします。

    

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