認知症に関すること

快食快便快眠

先回は、認知症を含めた健康における"住"の重要性を紹介しました。今回は、"食"の重要性をご紹介します。患者さんによっては、"食事するのも面倒くさい""何を食べても、一緒""しょうがなく食べている"などと発言される方もいらっしゃいます。これらの発言には、人生経験においては、患者さんより未熟な自分ですが、さすがに『食事ができることに感謝してください』と意見させていただきます。 一方で我々が理想とする、...

続きを読む

前頭葉機能が低下してきた偉い方々

講演を主催するものとして、講演前の講師の対応には気を遣うものです。一人で集中したい方もいらっしゃいます。講師ともなれば、身づくろいにも気を使われます。講演前、講演中の飲み物を指定される方もいらっしゃいます。さらに講演前に流す音楽を指定されることもあります。過去には、部屋が禁煙だけでなく建物全体が禁煙であることを希望された方もいらっしゃいました。どれも、良い講演につながるためです。真摯に対応させてい...

続きを読む

しがらみを打破!・・地元で講演会を開きます

認知症患者さんを抱えた御家族が認知症の講演会に参加した時の目は厳しいものがあります。研究ばかりで、患者さんを診ていない研究者や医師会で押し付けられて講演をしている専門外の医師など簡単に、化けの皮がはがされてしまいます。逆に、日々の"お困りごと"に対する解決策や共感を提供できれば、必ず評価を頂けます。お陰様で、数年前から全国で年間50回の講演を行っています。1000人近いお客さんが参加してくださるこ...

続きを読む

認知症になったら遺言は作成できません

先回、相続対策のすべての起点は、"認知機能障害がなく、契約能力があることの証明"とお伝えしました。しかし、そこが明確でないとどうなるのでしょうか? 私は遺言無効裁判の鑑定を依頼されたことがあります。故人の遺言書に対して二人の息子さんが"有効である""遺言作成時には意志能力はなく無効"と意見が対立したのです。争点は、遺言作成時の意志能力です。"数か月にわたって高カロリー輸液のみの管理、遺言作成の前日...

続きを読む

80歳以上免許返上!

認知症高齢者による犠牲者が、何人出れば改善されるのでしょうか? "平成28年10月28日、横浜市で登校中の児童の列に軽トラックが突っ込み、小学1年生の男の子が死亡した事故で、逮捕された87歳の男が当時の状況について説明を二転三転させているため、警察は認知症の検査をする方針を固めた。" 容疑者が、「どこをどう走ったのか覚えていない」と供述していること。 現場の路面にブレーキ痕はなかったこ...

続きを読む

愛人の家を家族は知っている?!

認知症外来をしていると、 老後に備えて、若いうちから 改めておいた方が良い習慣があることに気づきます。 その三つ目は、 女性関係です。 患者さんによっては、 突然、自宅から離れた場所に出かけてしまって、 迷子になる方がみえます。 その場所は、 職場でも 身内が住んでいた場所でもなさそうです。 ご家族に伺うと、 そこは、"患者さんの昔の愛人が 住んでいた場所"とのこと。 もちろん、そこには愛人さん...

続きを読む

過剰飲酒する大柄な人ほど手がかかる人はいない

認知症外来をしていると、 老後に備えて、若いうちから 改めておいた方が良い習慣があることに気づきます。 その二つ目は、 過剰な飲酒です。 人間、習慣を変えることはなかなかできません。 認知症になって、 多くのことを忘れても、 お酒を飲むことは忘れません。 偏見かもしれませんが、 お酒への執着が強い人は、 認知機能の低下も 運動機能の低下も 年齢に比し進行しています。 原因としては、 執着が強い...

続きを読む

家が燃えても良いですか?

認知症外来をしていると、 老後に備えて、若いうちから 改めておいた方が良い習慣があることに気づきます。 その一つ目は、 煙草です。 高々煙草と思われるかと思いますが 笑い事ではすみません。 昔、あまりに患者さんに冷たいご家族がいらっしゃいました。 何故だろうと?思っていると 『うちは、この爺さんに家を燃やされたからね』とのこと・・ なんと、たばこの不始末で 家が全焼したとのことです。 じつは全...

続きを読む

認知症患者さんは痛みに鈍感?過敏?

『先生、認知症の患者さんは 痛みに鈍感なんですか? 過敏なんですか?』 という質問を受けました。 実は、その答えを考えているうちに 痛みに鈍感な患者さんと 痛みに過敏な患者さんを それぞれ、経験していたため 答えに詰まってしまいました。 患者さんやその家族は、 素朴でありながら 鋭い質問をされます。 そんな時には、自分が研修医時代に 先輩の先生の言葉を思い出します。 ...

続きを読む

認知症患者さんは大袈裟?

"認知症患者さんは痛みに大袈裟" と言われることがあります。 私の患者さんにも思い当たる例があります。 例1)      採血の際に 過剰に痛がります。 痛がるどころか 泣き叫ぶ! 他の患者さんからも "何事か?" と不安な視線。 いやいや、単に採血しているだけです。 さらに暴れるは、 つばをかけるは、 何とか、押さえて採血完了 とてもひどいことをしたような罪悪感で...

続きを読む

error: Content is protected !!