2021-05-26 年をとっても衰えない「結晶性知能」について、脳神経内科専門医が解説 年を取ると脳の機能は、「衰える一方」と考えられている方が多いのではないのでしょうか? 確かに、身体機能などは、年齢には勝てません。しかし、最近の研究では脳の機能のすべてが衰退するわけでなく、逆に維持・強化されるものもある …
2021-05-20 【お薦め本の紹介】一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い 2021年3月1日107歳で天寿を全うされた、私の大好きな美術家の一人、篠田桃紅(しのだ・とうこう)さんが103歳の頃に書かれた本です。最近は増えたとはいえ、100歳を超えて自ら情報発信されている方は、殆どいらっしゃいま …
2021-05-10 若年性アルツハイマーになったら・公的補助を最大活用する全知識 数年前のことになりますが、ある大学病院から私のクリニックに男性患者さんが転院してきました。 病名は、「若年性アルツハイマー」。電車で1時間以上もかけて大学病院に通院していたようです。当時、まだ58歳。ご家族としては、少し …
2021-04-28 病院に連れて行くだけではダメ!認知症を疑った時の受診の仕方を専門医が解説 社会の啓もうにより認知症は早期受診が大事ということが理解されてきています。そのため、最近では多くの御家族や患者さんが、早い段階で認知症専門医の受診をしてくださいます。しかし、受診に際し、どんな準備をして良いのかもわからな …
2021-04-27 入所を考える際は、歯科検診と治療の体制ができている施設の選択を! 現在、土岐内科クリニックでは、16の介護入居施設の協力医になっています。医科の訪問診療は、どこも取り入れていますが、歯科の訪問診療の導入においては、施設によって差があります。定期的に歯科医と歯科衛生士さんが入居者全員のチ …
2021-04-20 認知症患者さん急増の中、個人賠償責任保険が必要な理由をFP資格をもつ専門医が解説 先日、私の開業する地域の岐阜県恵那市の患者さんの家族が教えてくれたことです。徘徊などのリスクがある認知症患者さんに対して、市の負担で個人賠償責任保険に加入してもらえるとのこと。この制度は、地域で認知症患者さんが生活するう …
2021-04-13 著者が解説、『「ボケ日和」 わが家に認知症がやってきたどうする?どうなる? 』 新著『「ボケ日和」 わが家に認知症がやってきたどうする?どうなる? 』」を、2021年4月21日かんき出版から上梓させていただきます。イラストは、「大家さんと僕」の矢部太郎さんにお願いしました。とても、本の内容にあった素 …
2021-04-12 認知症のリハビリについて・専門医が解説する改善のための5つの知識 認知症専門外来では、ご家族の方から「薬以外に何かできることはありませんか?」としばしば質問されます。 「薬だけに頼らずに改善のために何かしてあげたい」と考えるご家族の気持ちはとてもよくわかります。少しでも以前のような生活 …
2021-03-12 追悼:篠田桃紅先生・・いずれ何でも鑑定団へ 私の大好きな美術家の一人、篠田桃紅(しのだ・とうこう)さんが2021年3月1日107歳で天寿を全うされました。 篠田桃紅さんのプロフィールは、 1913年旧満州・大連生まれ。幼少から家庭で書の手ほどきを受け、戦後、本格的 …
2021-03-05 デイケアで行う脳リハビリで、字が書けなくなる「失書」を発見 医療法人ブレイングループのデイケアでは、積極的に脳リハビリを行っています。脳リハビリでは、音読、書字、計算といった、「読み書き算盤」を中心に行っています。 その中で、先日、ご利用者の一人が、突然「字が書けなくなった」ので …