認知症に関すること

認知症の周辺症状を放置したら??

周辺症状のコントロールには 先回紹介したメマリー以外にも 漢方の抑肝散も効果があります。 メマリーで効果が不十分な場合や もう少し穏やかにしたいときに追加すると 2週間ほどで効果が出てきます。 正直、漢方の割に良く効きます さらに メマリーと抑肝散の組合せでも 不十分な場合は 抗精神病薬を"少量"使います。 この少量がポイントです。 具体的には セロクエル 25-50...

続きを読む

お葬式で一筋の涙を流させて下さい

周辺症状がひどい女性患者さんがいらっしゃいました。 被害妄想が強く 子供達 さらには孫たちにまで 『お前ら、私のお金取っただろ!!』 その言葉は、 大声で、 攻撃的でした。 最初は反発していた ご家族も 途中からは、 その力さえなくなっていました。 介護負担を背負う場合 専門医の立場からすると 介護者が怒っている場合は まだ救いがあると言えます。 しかし、負担が極限...

続きを読む

メマリーが、認知症患者さんの不幸な事故を減らす

私は、決してメーカーから 何かもらっているわけではありません。 "あくまで良いものは良い!" という観点からご紹介します。 第一三共株式会社の抗認知症薬 メマリーは本当にすごい薬です。 認知症の治療薬は、簡単に分けると アクセル系とブレーキ系に分けられます。 メマリーはブレーキ系の薬です 以外と思われるかもしれませんが、 認知症の症状で家族を苦しめるのは、 "物忘れ"では...

続きを読む

アリスのままで・・やっぱり消化不良?

封切りしてすぐに見たかったのですが 上映映画館が少なく、 公開も短期間で終わってしまった “アリスのままで”をDVDでみました やはり認知症専門医としては観ないわけにはいきません 以前にも紹介したように、 映画が取り上げられる認知症は 65歳以下で発症する若年性です。 この映画も若年性で 主人公は50歳で発症しています。 アリスのように特に発症年齢が若い場合は 遺伝性であ...

続きを読む

帰郷しておかしいと思ったら躊躇しないで!

当グループは、今日が仕事始めです。今年もよろしくお願いします。 ところで休み中、久々に御両親や祖父母さんに会われた方も多いのではないでしょうか? その時に“何かおかしい”と思われたことはないですか? 例えば以下のようなものです。 ・ 料理の手順が悪い、レパートリーが減った、味が変わった。 ・ 運転が危なっかしく、車に小さな傷がある、もしくは事故をした。 ・ 以前はできていた整理整頓ができない。家の...

続きを読む

爺ちゃんへ

仕事で成功している人は、信仰心が高いようです。 先回までご紹介した竹田和平さんも、恵比寿様を信仰されていました。 私も信仰とは言えませんが、“先祖への感謝”は躾られました。 お墓参りはもちろん、実家に帰れば、まずは仏壇もお参りすることから始まります。 心のどこかで、ご先祖様を意識しているようです。 その中でも、一緒に住んでいた爺ちゃんへの思いは特別です。 平成27年11月30日にサンマ...

続きを読む

加害者にならない防衛策

認知症の運転についての議論が進みません。 認知症患者さんについては、国会でも議論が進んでいるようですが 激増する認知症患者さんの実体にはおいついていません。 早期認知症の運転などは、検討さえされていません。 現行の道交法では、75歳以上を対象に、3年ごとの免許更新時に認知機能検査を義務づけています。 認知症の疑いが指摘され、医師が診断し、認知症と認められれば初めて免許取り消しとなりま...

続きを読む

野放し!・・高齢者の運転

暴走運転は、認知症患者さんだけではありません。 認知症のない?高齢者にも問題は起こっています。 こんな事故がありました。 福岡県警柳川署は平成27年11月3日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同県みやま市の無職の女(93)を逮捕した。柳川署によると、容疑を否認している。過去に認知症と診断されたことはなく、症状もないとみている。逮捕容疑は、2日午後3時...

続きを読む

毅然とした態度で・・認知症の暴走運転

認知症患者さんが、車で暴走しています。 連日、新聞紙上では高齢者の交通事故が報道されています。 認知症専門医からすれば、多くは認知症もしくは早期認知症です。 自分の車を傷つける。 アクセルとブレーキの踏み間違える。 高速道路の逆走。 ついには以下のような事件までおこりました。 “平成27年10月28日、宮崎市高千穂通りの歩道で、軽自動車が、およそ700メートルにわたって暴走し、歩...

続きを読む

認知症外来でもメモは有効です

認知症外来ではメモを有効に使ってもらいます。 特に、認知症の幻覚・妄想・易怒性の治療の際はメモが有効です。 これらの症状は周辺症状と呼び 1-2週間の間隔で薬を調整します。 周辺症状がコントロールできるか否か これで在宅生活が継続できるか否か?が決まります。 医師の”症状はいかがですか?“ この質問に瞬時にこたえることは難しいものです。 治療効果の判定には、全体の頻度が大事です...

続きを読む

error: Content is protected !!