脳の3層構造

「テープ回してる?」認知症専門医がボイスレコーダーを持ち歩く理由

recording

2019年7月の吉本興業の会見の冗談にならない話に、ボイスレコーダーのことが出てきました。実は、そのボイスレコーダーを私は常に持ち歩いています。人間は、何かよそ事をしているときに限って、良いアイデアが出てくるものです。そんな時に限って書くものがなかったり、書くことができない状況であることが多いものです。そんな時に、役に立つのがボイスレコーダです。 50歳を超えた自分にとっては、第二の脳との言...

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認知症治療の新しい視点・グリア細胞薬の可能性について専門医が解説

Doctor, surgeon analyzing patient brain testing result and human anatomy on technological digital futuristic virtual computer interface, digital holographic, innovative in science and medicine concept

アルツハイマー型認知症の研究は、アミロイドβが神経細胞を損傷するという「アミロイド仮説」に基づいて進んでいました。しかし残念ながら、製薬会社が莫大な開発費をかけても治験の失敗が続いています。臨床の現場で認知症患者さんを診ている私自身は、そもそも「アミロイド仮説が間違っているのでは?」と考えていました。 そんな中、従来の神経細胞でなく、神経細胞の周囲に存在する「グリア細胞」が認知症の原因ではな...

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ジャニー喜多川さんが発症!高齢者のクモ膜下出血を専門医が解説

Elderly patients in hospital bed

2019年7月1日ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏が解離性脳動脈瘤によるクモ膜下出血で入院中であることを発表しました。ジャニー喜多川氏は87歳と高齢で、6月18日に体調の異変を訴えて救急搬送、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断されて治療に専念しているということです。 クモ膜下出血は、突然死の原因でもあるため、早期発見が何よりも大事で、必要があれば手術も必要です。しかし、高齢者の場合...

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天声人語(新聞コラム)を書き写して認知症予防!理由を専門医が解説

Desktop, office worker. News newspaper, glasses, notepad, modern mobile phone.

認知症専門外来では、よくご家族から「薬だけでなく何か認知症の改善・予防に効果的なことはありませんか?」という質問をいただきます。そんな時にお勧めしているのが、新聞の一面のコラムの書き写しです。コラムといえば朝日新聞の天声人語が有名ですが、どこの新聞でも構いません。 「ただ書き写すだけで?」と思われがちですが、脳の働きからみても多くの効果があります。今回の記事では、認知症専門医である長谷川嘉哉...

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【研究解説】睡眠が脳を清掃!認知症と睡眠の関連を専門医が解説

Senior woman resting on bed

脳の活動と睡眠の関係性を示す新たな研究結果が明らかになりました。このほど科学学術誌『Science Anvances』で2019年2月下旬に発表された最新研究によると、睡眠不足とアルツハイマー病の関連性が示唆されています。今までも、認知症予防に睡眠が重要であることはわかっていましたが、今回の発表は、睡眠の質と脳脊髄液が脳を清掃する動きを具体的に解明したものでした。今回の記事では、認知症専門医である...

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認知症予防にも効果があるブレイングボード®は受験生にも効果がある理由

Exam with school student having a educational test, thinking hard, writing answer in classroom for university education admission and world literacy day concept

ブレイングループでは、認知症を予防するブレイングボード®を開発し、多くの方にご利用いただいています。そんなブレイングボード®を受験生であるお孫さんにも使ってもらったところ、とても効果的であったとの嬉しい報告が続いています。確かにブレイングボードは、効率的に脳全体を刺激することができますから、認知症予防だけでなく受験勉強にも効果があるのは当然です。今回の記事では、ブレイングボード®の紹介とともに、受...

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数字でワクワク

私は、数字が大好きです。 経営者達の中には、数字が苦手という人もいます。 自分自身、なぜ、数字が好きなのかを考えた事があります。 先回、自分の数字の概念はソロバンの玉だと紹介しました。 つまり数字を考える際は、右脳のイメージの世界が働きます。 そのため、単なる数字の羅列から、将来の事業像や自分の姿が想像できます。 そのうち、ワクワク・ドキドキしてとても楽しくなっていきます。 逆に、左...

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そろばんと左右の脳

通常、計算といった論理的な作業は左脳が司ります。 しかしソロバンの場合は少し面白い現象が起こります。 私自身はソロバンが1級なのですが、2級の頃に自分の数字の概念が、ソロバンの玉になっていることに気付きました。 同じく1級の父親や、有段者の叔父さん達に聞くと、皆数字の概念はソロバンの玉になっていました。 気になって、ソロバン仲間に聞くと、3級以下では、数字の概念は数字のままのようでした。 ...

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左脳

今回は、脳の3層構造のうち“理性脳と呼ばれる大脳皮質”についてのお話です。 大脳は脳梁を挟んで左と右に分かれていて、それぞれ働きが異なる事が証明されています。 左脳は主に言語や計算といった論理や分析を司っています。 この左脳は脳梁を挟んで右脳と情報交換を絶えず行いながら活動しています。 人間が進化の過程で言葉を操るようになったのは、左脳の発達によるものです。 特に、言葉と論理という他の動...

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脳の3つの領域 “情動脳と呼ばれる大脳辺縁系”

扁桃核は快・不快の感情を司っています。 辺縁系の海馬を中心にインプットされている記憶データを動員して瞬時に好き・嫌いを判断しています。 人間は、この扁桃核の判断で好きな事柄に対しては積極的になり、嫌いな事柄に対しては消極的になります。 そして海馬にある、嬉しい、悲しいという記憶とも連動して、経験した全ての事柄に対して扁桃核に好き・嫌いが条件付けされています。 人間は、扁桃核が楽しいと感じた...

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