在宅医療

認知症患者さんの日本刀所持は銃刀法違反‥いかに対応するか

aikido on the beach

私の患者さんで、易怒性が強く、外来診察中にも怒って診察室を出て行ってしまう患者さんがいらっしゃいます。 その患者さんは、他の病院の医師や看護婦さんにも同様の態度をとっており、ご家族も対応には手を焼いています。 さらに、ご家族から、驚くべき話を聞きました。その患者さんは、日本刀を何振りも所有しているとのこと。もちろん、家族が処分することをお願いしても聞く耳は持ちません。 実は、銃や...

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介護保険サービス利用時の健康診断書 何回書けばよいの!?

Doctors and patients sit and talk. At the table near the window in the hospital.

要介護者の診察をしていると、頻回に健康診断書の作成を求められます。これは、介護保険サービスの利用を希望すると、各事業所ごとに、指定の診断書が必要となるからです。この診断書が、各事業所ごとで内容も書式も異なるのです。そのためデイサービス、ショートステイ、施設入所申し込みとあるたびに毎回診断書を作成する必要があるのです。施設入所を何か所も申し込む場合は、さらに枚数が必要になります。 このことは、...

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消費増税でよくわからない軽減税率・サプリと医薬品で消費税が違う?

先日、患者さんから、「消費税が10%になってもサプリメントは8%のままだから助かります」という話を聞きました。一方で、「薬局で定期的に購入する医薬品の消費税が、10%になるので負担感があります」という声もありました。医師の立場からすれば、サプリメントと医薬品で消費税が違うことに驚きました。 今回の記事では、FP資格をもつ高齢者専門医の長谷川嘉哉が、軽減税率におけるサプリメントと医薬品の消費税...

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歯医者もかかりつけ医を・在宅診療で取得できる「か強診」認定とは

Dentist

医療法人ブレインは、強化型在宅支援診療所であり、歯科医の先生とともに在宅医療を支えています。クリニックの外来では歯科衛生士も配備し、歯科用チェアで定期的な口腔ケアを行っています。まさに、医科歯科連携の最前線にいると自負しています。そのため、多くの歯科医の先生方からも貴重な情報をいただいています。 そんな中、令和元年8月17日札幌での道民向け市民公開講座で「 脳の老化を止めたければ歯を守りなさ...

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何もできないのに威張る!困った80歳代男性の対処法

Angry senior man scolding

当院は認知症を専門としています。そのため患者さんも高齢者の方が中心です。そんな毎日の中、本当に本当に本当に困らされる人たちがいます。年齢と性別でいうと、80歳代の男性患者さんが多いようです。私が医師として困る以前に、家族も困り、ケアマネさんも困り、介護現場も困っています。 毎日数人の困った80歳代男性が受診しています。これらの困った現象は、彼らの生まれた時代背景、加齢、病気が複雑に関わりあっ...

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介護費用節約のポイント7・FPとケアマネ資格の認知症専門医が解説

Elderly woman sitting at the table counting money in her wallet.

麻生太郎さんは受け取りませんでしたが、2019年6月3日、金融庁の金融審議会は、「年金だけでは老後の資金を賄えず、九十五歳まで生きるには夫婦で二千万円の蓄えが必要になる」と試算した報告書を作りました。ちなみに、この試算には、病気や介護にかかる費用は含まれていません。しかし、75歳を超えれば3割の方には介護が必要になり、介護費用は避けて通れません。 今回の記事では、フィナンシャルプランナー(F...

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認知症専門医が、認知症予防のためにイチョウ葉エキスを薦める7つの理由

Ginkgo Biloba tree

日々の認知症外来では、認知症のサプリメントについての質問をよく受けます。「少しでも患者さんの認知症の進行を抑えたい、改善させたい」という切実な思いを感じます。そのため、「医師から処方される薬以外に何かプラスになるものがないか?」とお探しの気持ちはよくわかります。そんな時には、保険適応の抗認知症薬をしっかりと服用していただいてから、サプリメントとしてイチョウ葉エキスをお薦めしています。 同時に...

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パーキンソン病治療薬エフピー錠をアジレクトヘ変更を強く薦める理由

Parkinson and alzheimer female senior elderly patient with physician doctor exam in hospice care room.

パーキンソン病の治療薬にはいくつもの種類があり、患者さんによって使いわけます。その中にMAOB阻害薬があります。パーキンソン病の治療においては重要な薬です。しかし、MAOB阻害薬の中で、エフピー錠(一般名セレギリン)は、覚せい剤原料に分類されます。そのため、先日ある介護施設さんから、「エフピー錠を服薬している患者さんの利用はお断りいたします」と伝えられました。 恥ずかしながら、私はエフピー錠...

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医師が鍼灸あん摩マッサージの同意書を書きたくない理由とは

Disapproval for bribe

鍼灸あん摩マッサージを受ける場合、健康保険を利用することができますが、医師による同意書が必要となります。しかし、医師としては、患者さんから依頼されれば、なんでも同意書を書けるわけではありません。そこには明確なルールがあります。そのため、医師が同意書の記載を拒否する場合もあるのです。私自身も14年間、鍼灸に通っていますが、保険を使わずに全額自費負担で利用しています。それには確固たる理由があるのです。...

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在宅医療の現場で深刻化・今後急増する8050(7040)問題とは

Older women who have problems

8050(7040)問題という言葉をご存知でしょうか? 50代のひきこもりの子と80代の親、40代のひきこもりの子と70代の親という家族があります。ひきこもりが長期化して、当事者が中高年に達し、高齢の親の問題と併せた深刻な社会問題を指す言葉です。 多くの方はこんなケースは稀と考えていらっしゃるかもしれませんが、在宅医療や認知症専門外来では、普通に存在しています。時に、通常の医療とは異なる対応...

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