社会

ケアプラン作成に自己負担?

先日以下のような記事がありました。 “ 厚生労働省は高齢者らの介護サービス計画を作る在宅介護支援(ケアマネジメント)で一部自己負担を求める検討を始める。今は全額介護保険でまかなっている。介護給付費の膨張を抑えるため、1割を自己負担にする案が浮上している。対象は介護保険利用者のほぼ半数で300万人を超える見通し。2018年度の介護報酬改定に合わせて導入を目指す。” 介護保険は要支援や要介...

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資本主義を”生き切る”ためには?

今の時代、結婚の有無、子供の有無、どれも個々の問題です。他人がとやかく言うものではありません。しかし、毎月約1000名の認知症患者さんを診ている者からすると、家族は大事です。何しろ認知症患者さんは、一人で受診することはできません。そのため当院に来院すると、待合室の人の多さに圧倒されます。しかし、待ち時間はそれほどでなく、診察が受けられます。確かに完全予約制であることも一因ですが、平均2-3人の付添...

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マイナンバー制度で公平な負担を!

“社会保障維持のための能力に応じた負担”を進めるためには、所得だけでなく資産も把握する必要があります。従来の所得にばかり偏った負担では、何億という資産があっても年金額が少なければ優遇措置を受けることができます。現実に、“世帯分離”という、合法なのか非合法なのかもはっきりしない手法も、なぜか富裕層ほどうまく活用しているようです。公平な負担のためには、計画されているマイナンバー制度は有効なのかもしれま...

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所得だけでなく資産も把握?

平成27年8月から介護保険制度の利用者負担の仕組みが変わりました。負担能力があるかどうかを詳細に調べ、「能力あり」と判断された人の負担を増やす方針です。その一つが先回紹介した“65歳以上の所得上位20%が、介護保険の利用料負担2割!”です。 今回、 もう一つ注目しなければならないのは、特別養護老人ホームや老人保健施設などの利用者に対する補助基準の見直しです。従来は所得だけが基準で、所得が少な...

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2階に上げて、はしごを外す

平成27年4月の介護報酬の改訂は厳しいものでした。特に、小規模なデイサービスや、グループホーム、特別養護老人ホームの減算は驚くほどでした。これらのサービスは比較的収益性が高かったため、多くの事業者が参入していました。まさか、こんな減算を受けるとは予想していなかったと思います。 しかし、長年医療に関わっているものからすると驚くことではありません。これは厚生労働省得意の、『2階に上げてから、はし...

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介護職の給与はなぜ低い?

皆さん、漠然と『介護職員の給与は低い!』と思っているのではないでしょうか?中には、『会社が暴利をむさぼって、職員に還元していないのでは?』と思われている人もいるようです。これは全くの誤りで、介護事業特有の厳しい現実があるのです。 介護事業の売上は、介護保険からの報酬と、保険外の自己負担から成り立っています。ここで職員の給与を高くするにはどうすればよいでしょうか?ビジネス的には、職員一人あたり...

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高齢者の地方移住 政府後押し!?

こんな記事がありました。“平成27年6月12日、政府は「まち・ひと・しごと創生会議」で、大都市の高齢者が地方に移住する動きを後押しする方針を明記。2016年度からモデル事業を実施し、移り住んだ人が安心して老後を過ごせるような施設や環境をつくっていく。202の自治体が関心を示しており、長崎県など1県3市が先行して検討を始めた。”  マスコミ等では、年を取ってからの移住について反対の意見が多く述べら...

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介護度3以上でしか支払われない終身介護保険に加入してはいけない!

先回までご紹介したように、とにかく介護にはお金がかかります。65歳から74歳までの介護認定率は4%。これに対して、75歳を過ぎたとたん、認定率は29%へはね上がります。ある意味、避けて通ること自体無理なのかもしれません。実際には死亡した場合は何とかなるものです。それよりも、介護が必要な状態で生き残る。その上、生命保険の“高度障害に適応しない状態“が経済的に最も困るのです。 そのため私は、余裕...

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お金持ちが使う裏ワザ 「世帯分離」

特別養護老人ホームの中には、年金額、年齢や家族構成、世帯年収も同じなのに1ヵ月の介護費用が合計でAさんは5万1300円、Bさんは13万5500円と差があることがあります。その謎を解くキーワードが、住民票の「世帯分離」です。介護保険では、利用者は実際に利用した介護費用の1割を自己負担します。ただし、収入によっては1割でも支払いが厳しいこともあります。そのため、1ヵ月の自己負担額は収入に応じた限度額が...

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『金融資産の外貨比率は何%?』

最近、講演やセミナーなどで機会があれば、演者にお伺いする質問があります。『個人の金融資産の外貨比率は何%ですか?』です。聴衆の面前で聞けなくても、自分が主催者であれば講演の前後の控室で伺っています。その際の反応は、2つに分かれます。“質問の意図が理解できずに不思議な表情をされる方”と“瞬時に意図を読み込んで明確に回答される方”です。 今の時代、それなりの立場で生きていれば、この質問の意図は理...

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