認知症とうつ①

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今回は、認知症とうつ病のお話を紹介します。

認知症を疑う場合、鑑別診断には、うつ病は必ず加えます。

高齢になって急に元気がなくなり、反応が鈍くなる。

ご家族としては当然“呆けてしまった”と考えるようです。

その場合、やはり認知症の評価が大事になります。

うつ病の場合、一見すると、とても反応が悪く、

“認知症が進行している?”

と感じますが、評価スケールではかなり認知機能が保たれています。

また、画像診断でも脳萎縮が加齢変化のレベルで留まっています。

そのような場合は、認知症よりうつ病を疑い、抗うつ剤を投与します。

この場合、注意が必要なのは、抗不安薬や安定剤でなく抗うつ剤を投与する事です。

専門外の医師では、抗うつ剤の投与に躊躇されるケースもあるようですが、積極的に抗うつ剤を投与し、その効果により診断をつける「診断的治療」が重要となります。

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