高齢者の「残薬」深刻!

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先日、こんな記事がありました。

複数の病気を抱える高齢者が処方された多種類の薬を飲みきれず、自宅で大量に見つかる「残薬」が問題になっている。薬を服用せずに症状が悪化したり、医師が服用を前提に別の薬を処方して副作用が出たりといった深刻な事態も生じている。残薬を減らそうと、薬剤師が高齢者宅を訪れて相談に乗るなどの試みも広がり始めた。”

当院は、認知症専門外来を主としているため、他院に他の疾患でかかっている患者さんが多く見えます。その際に患者さん自身の判断で薬を調整されていたり、多量に薬が残っていることがあります。

それにはいくつか原因があります。
・  そもそも医師が出す薬が多い。胃薬が何種類も出ていたり、意味もないビタミン剤が出ていることがあります。
  その傾向は、医師が薬を処方すればするほど儲かった、高齢の医師に多い傾向です。
・  服薬できていないことが医師に伝わっていない。血圧の薬を処方しても血圧が下がらないため、薬が追加される。
  実は、服薬できていないことが治療効果が上がらない原因
・  患者さんが執拗に薬を要求する。飲めているのが否か分からないのですが、とにかく余分目に薬を希望される
  患者さんがいます。特に湿布など保険で認められている以上に要求される方が多く見えます。

 その結果が以下の記事です。
日本薬剤師会が2007年に実施した在宅患者約800人を対象にした調査で、患者の約4割に飲み残しや飲み忘れがあり、1人あたり月約3200円分が服用されていないことが判明した。全国の75歳以上の患者だけの薬剤費に当てはめても残薬は年約475億円と推計された。他の年代を加えれば、さらに膨らむとみられる。

医師も患者さんも薬は最低限にしたいものです。

                                

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