毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

メモを復習して知恵にしよう

年間50回ほどセミナー・講演をさせていただいています。 講演中、多くの方が必死にメモを取られます。 一生懸命さが、講師冥利に尽きます。 しかし、少し意地悪な見方をすると “そのメモ、後で見るのかな?”と感じます。 多くの …

スーパードクターは目立たない

先回までにご紹介した、早期認知症経営者が戯言のように使っていた言葉があります。 “スーパードクター”です。 ”私の人脈で集めたスーパードクターがセカンドオピニオンとして働いてくれます。 これだけの人をあなたに集められます …

誰が引導を渡す?・・早期認知症経営者

某信用金庫の職員さんの前で認知症の講演をしたことがあります。 『窓口で、突然怒鳴りだすお客さんが見えませんか?』の質問に 皆がうなづいていました。 『そんな話は聞いてない!』と言って突然怒鳴りだす。 多くの場合は、早期認 …

ビジネスパートナーとしては最悪?・・早期認知症患者さん

先日、外来でなくビジネスの場で早期認知症患者さんと接する機会がありました。 彼の年齢は70歳代前半。 ビジネスの実績は素晴らしい(らしい??) 見た目もとてもダンディで素敵でした。 しかし、話を進めるとおかしい、おかしい …

お節介おじさんが、飲食店を全面禁煙にしてしまう?

自分は、全面禁煙でない飲食店を出る時は、お金を支払う時に必ず言います。 『今どき、全面禁煙でない店はあり得ません。 喫煙に迷惑している声なき声に耳を傾けてください。 以上を、必ず責任者に伝えてください』 同じ店でも、めげ …

チャンスを生かせない喫煙者?

先回ご紹介した脳ドックで、幸い動脈瘤が見つかる方が見えます。 動脈瘤のサイズが大きければ手術になります。 しかし、サイズが小さければ経過観察となります。 動脈硬化性変化を進行させないために、血圧を中心とした生活習慣病のコ …

脳ドックと認知症ドックは違います

多くの方とお話をしていて、“脳ドック”と“認知症ドック”を正確に理解されていないことに気が付きます。 例えば、『先日、脳ドックで異常がなかったから認知症は心配ない』 『身内に脳血管障害の人がいるから、認知症ドックを受けよ …

グループホームの利用を間違えていませんか?

介護度が2以下であっても自宅での介護ができないケースは結構あります。その場合は、特養への入所が介護度3以上となったため、グループホーム(以下GH)、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅(以下サ高住)が適応になります。一 …

特養の大幅な整備?

特別養護老人ホーム(以下特養)は、月々にかかる費用が比較的安く、入所期間の制限がないといった理由で人気があります。そのため、独居や老老介護などの人にとって、入居の選択肢になることが多いものです。平成27年4月から、特養へ …

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ
長谷川嘉哉監修シリーズ