毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

柿が赤くなれば、医者が青くなる

私の柿好きは、以前のブログでも紹介させていただきました。最近では、患者さんにもよく知られてきています。そのため、手作りの干し柿や、完熟した柿をいただきます。先日も、『本当に、こんな気持ち悪い柿でもよいのですか?』と言って …

風邪は自然治癒力で治しましょう

今年は、インフルエンザが大流行しています。毎年流行していますが、7-8年に一度大流行します。今年はその当たり年のようです。インフルエンザの患者さんは突然高熱を発し、若い方でも本当に辛そうです。『風邪ぐらいでは仕事を休むな …

要注意!・・認知症患者さんへの総合感冒薬

“先生、少し鼻水がでるので風邪薬を貰えませんか?”、これは外来で良くみられる会話です。熱や咳といった、“軽い風邪”に対しては、総合感冒薬を処方します。総合感冒薬とは、頭痛・発熱・のどの痛み・筋肉の痛み・咳・くしゃみ・鼻水 …

免許返上の勇気

認知症の外来をやっていると、かなり認知症が進行していても車の運転をしている人がいます。詳細に話を聞くと、お孫さんなどは怖がって、“おじいちゃんが運転する車には乗らない”とまで言っているケースもあります。それでも運転をして …

80歳を超えれば一律免許を返上?!

全国の認知症の人の数は、2025年に最大で約730万人にのぼることが、厚生労働省の研究班の推計でわかりました。認知症の人は、2012年時点で約462万人。65歳以上の7人に1人とされますが、25年には5人に1人に増加しま …

人生最後の、素敵な心配り

Sさんは、ヘビースモーカで肺癌にかかりました。病院でも有効な治療がないことを知ったSさんは、自宅への退院を希望されました。退院後は、当院の訪問診療となりました。喫煙家の方は、“いつ死んでも良い”と言いながら、いざとなると …

素敵な最期実現のための、“意志”

私は、認知症の専門外来だけでなく在宅医療にも関わっています。時々、『認知症専門外来だけでなく在宅医療まで!』と驚かれることもあります。しかし、寝たきりになって亡くなるところまでも含めて認知症の経過なのです。大学病院や基幹 …

大往生

平成27年1月4日、母方の祖母が亡くなりました。私の年齢(48歳)で祖母がいるだけでも驚かれますが、99歳の大往生でした。認知症状はありましたが、亡くなる直前まで、自分のことは自分で行っており、まさに”ぴんぴんころり“で …

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長谷川嘉哉監修シリーズ
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