毎月1,000人以上、各種認知症患者さんを診療。専門医による認知症予防や高齢者医療、介護生活に役立つブログです。

この国を変えるのは、“経営センスを持った職人!”

先日、住宅型有料老人ホーム“住ま居るメディカ”で筋委縮性側索硬化症(ALS)の患者さんを看取らせていただきました。苦しむこともない、穏やかな最後でした。しかし、患者さんの闘病経過を改めて見るととても複雑な思いとなりました …

私のために化粧をしてくれた唯一の女性

先日、長年にわたり訪問診療をさせていただいていたOさんがお亡くなりになりました。当初はグループホームに、脳梗塞で寝たきりになってからは住宅型有料老人ホームに入所されていました。グループホームも住宅型有料老人ホームも当院が …

“自分探し”のなれの果て?

先日以下のような新聞記事がありました。 <緊急一時保護>認知症などの疑いで警察に保護された高齢者らのうち、名前が分からないために自治体が介護施設に暫定入所させるなど「緊急一時保護」の対象となった人が、2008年度からの約 …

年金は、老齢年金だけではありません

先回、老齢年金の重要性について御紹介しました。しかし、公的年金制度は老齢年金だけではありません。私は神経内科を専門とするため、50歳代で脳梗塞・脳出血に罹患した患者さんを診察する機会が多くあります。通常、急性期に働けなく …

無年金の恐怖・・年を取ってからこそお金が大事!?

先日、患者さんで“夫婦とも無年金”という方が見えました。申し訳ないのですが、彼らから改めて年金、特に現役を引退してからの老齢年金の重要性に気づかされました。高齢の夫婦は75歳を超えており、働いて収入を得ることはできません …

藤達也さんが便失禁!!・・映画サクラサク

平成26年4月6日、すっかり桜が散った品川で映画『サクラサク』を見ました。事務所の敷地内に映画館があることは、自分にとって素晴らしい事です。認知症の専門医としていろいろ語りますが、映画としてはとても素晴らしかったです。私 …

「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」

先回、医師個人の能力に頼りすぎず、仕組みを導入することで『赤ひげ先生』、つまり優良な医療を提供する話をお話ししました。しかし、実際に仕組みを導入しようとすると、現場の医師からは多くの反対を受けます。例えば、電子カルテ導入 …

『赤ひげ先生』は仕組みでつくる

先回、映画『神様のカルテⅡ』から、医師の労働条件の悪さのお話をさせていただきました。そんな時に、日本経済新聞に素敵な記事が載っていたのでご紹介します。 『赤ひげ先生』は仕組みでつくるby大石佳能子。この言葉にお思わず惹か …

清々しい!! 施設への朝の訪問診療

平成26年4月からの医療保険改革では、外来診療には大きな影響は少ないものでした。しかし在宅医療に携わっているものには大きな影響がありました。これは同一建物内への訪問診療への報酬の大幅減算です。 振り返れば、以前は同一建物 …

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長谷川嘉哉監修シリーズ
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