老齢年金も使って、一生働き続けられる準備をしよう

Old woodworker craftsmanship

2019年6月、「年金2000万円問題」が問題となり、参議院選挙でも一つの争点になりました。「平均的な高齢夫婦無職世帯の家計は公的年金だけでは月約5万円の赤字(30年で2000万円)となる」というものです。野党は「無責任」と反発しています。 しかし、我が国は資本主義です。年金では限界があるのはそもそもわかっていることだったはずです。定年後の生活が年金だけで賄えるなどとは多くの方は思っていませ...

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認知症治療の新しい視点・グリア細胞薬の可能性について専門医が解説

Doctor, surgeon analyzing patient brain testing result and human anatomy on technological digital futuristic virtual computer interface, digital holographic, innovative in science and medicine concept

アルツハイマー型認知症の研究は、アミロイドβが神経細胞を損傷するという「アミロイド仮説」に基づいて進んでいました。しかし残念ながら、製薬会社が莫大な開発費をかけても治験の失敗が続いています。臨床の現場で認知症患者さんを診ている私自身は、そもそも「アミロイド仮説が間違っているのでは?」と考えていました。 そんな中、従来の神経細胞でなく、神経細胞の周囲に存在する「グリア細胞」が認知症の原因ではな...

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ショートステイが突然閉鎖!介護事業もサバイバル時代に突入した背景

Frustrated mature man feeling upset desperate talking on the phone

2019年6月26日、近所のショートステイ施設から「今月限りで閉鎖します」と地域のケアマネに連絡がありました。「今月って、あと何日あるの!」と突っ込みたいところでしたが、ケアマネはそれどころではありません。その事業所は、7月も8月も通常の予約を入れていたのです。そのため、ケアマネは他のショートステイを探す必要が出てきたのです。 もちろん、ショートステイはどこも一杯です。他の市町村まで探しても...

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若い人ほど確定拠出年金を利用すべき5つの理由をFP資格をもつ専門医が解説

Financial planning

先日、大企業に勤める30歳台の男性と確定拠出年金の話をしました。せっかく企業型確定拠出年金が整備されているのに加入していないとのことです。これは、あまりにもったいない話です。確定拠出年金は、巷にあふれている投資話の中でも特筆すべき有利な制度です。 高齢者を中心の外来を行っていると、年金額の差が、そのまま「生活のゆとり」につながります。そのため、当院の若いスタッフは「本当に年金は大切ですね」と...

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介護費用節約のポイント7・FPとケアマネ資格の認知症専門医が解説

Elderly woman sitting at the table counting money in her wallet.

麻生太郎さんは受け取りませんでしたが、2019年6月3日、金融庁の金融審議会は、「年金だけでは老後の資金を賄えず、九十五歳まで生きるには夫婦で二千万円の蓄えが必要になる」と試算した報告書を作りました。ちなみに、この試算には、病気や介護にかかる費用は含まれていません。しかし、75歳を超えれば3割の方には介護が必要になり、介護費用は避けて通れません。 今回の記事では、フィナンシャルプランナー(F...

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書く習慣が、「失書」の早期発見につながった理由を専門医が解説

Senior writes a testament

先日、私の父から緊急で電話がありました。「日記が書けなくなった!」とのことです。すぐに診察をすると、普通にしゃべることができるし、指示動作も可能。麻痺も認めません。医学的には「純粋失書」の状態です。すぐに、救急車で病院に受診。頭部CT、頭部MRIおよびMRAを撮影して明らかな異常がないうちに、字が書けるようになりました。幸い、後遺症もなく退院。これもひとえに早期受診できたお陰だと思います。 ...

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ジャニー喜多川さんが発症!高齢者のクモ膜下出血を専門医が解説

Elderly patients in hospital bed

2019年7月1日ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏が解離性脳動脈瘤によるクモ膜下出血で入院中であることを発表しました。ジャニー喜多川氏は87歳と高齢で、6月18日に体調の異変を訴えて救急搬送、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断されて治療に専念しているということです。 クモ膜下出血は、突然死の原因でもあるため、早期発見が何よりも大事で、必要があれば手術も必要です。しかし、高齢者の場合...

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認知症専門医が、認知症予防のためにイチョウ葉エキスを薦める7つの理由

Ginkgo Biloba tree

日々の認知症外来では、認知症のサプリメントについての質問をよく受けます。「少しでも患者さんの認知症の進行を抑えたい、改善させたい」という切実な思いを感じます。そのため、「医師から処方される薬以外に何かプラスになるものがないか?」とお探しの気持ちはよくわかります。そんな時には、保険適応の抗認知症薬をしっかりと服用していただいてから、サプリメントとしてイチョウ葉エキスをお薦めしています。 同時に...

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医科歯科連携の頼りになるパートナー・土岐市リーフ総合歯科オープン

当院は、2000年4月の介護保険の施行を機に、在宅医療・認知症専門外来を主として開業しました。在宅医療においては、歯科との連携が必須であり、数人の志あふれる歯科医の先生方と医科歯科連携を行ってきました。 そんな歯科医の中の一人、藤本靖貴先生が、総合歯科を移転開業されました。その名もリーフ総合歯科。歯科の最先端を行く総合歯科の内覧会には1000人もの人が集まり、皆が度肝を抜かれました。私も概要...

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え!こんな人も運転!?高齢者に免許返納してもらう方法を医師が解説

Senior woman holding car key and smiling

悲惨な事故があとを絶ちません。ブレーキとアクセルの踏み間違い以外にも認知機能は正常の範囲なのに、別の病気で事故を起こしかねない人を多く見ています。 当院は認知症を専門としています。そのため、ご家族が高齢者の運転を心配して受診される方がたくさんいらっしゃいます。中には、かなり認知症が進行していて運転は極めて危険と思われるケースもあります。しかし、そんなケースに限って、本人は強く運転に固執します...

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