飛蚊症って何?・・52年間生理的飛蚊症と付き合っている医師が解説

Young tired working woman at work

飛蚊症(ひぶんしょう)ってご存知ですか? 目の前に黒い虫のようなものが動いている症状です。私自身も幼少よりその症状を経験している張本人です。 医学部生のころには、授業で飛蚊症の話を聞いてから不安になり眼科を受診。しかしさほど気にする程度ではなく、「ヒポクラテス症候群」と言われたこともあります。 実は、飛蚊症についてはそれぐらいでの眼科受診がお勧めです。特に、突然飛蚊症が出現したり、飛蚊...

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認定内科専門医が解説・・中性脂肪の異常が肥満以上に怖い一つの理由

Fat man holding a measurement tape

検診で、中性脂肪の異常を指摘された方は多いのではないでしょうか? その場合、医療機関への受診を勧められることもあります。受診すると、「様子を見てください」と言われたり、「再検査」を行うよう指導されたり、時には、すぐに薬が処方されることもあります。一口に「中性脂肪が高い」にも、対応には差があるのです。 特に、治療が必要なほどの中性脂肪の高値は、肥満だけでなく命に関わる疾患を引き起こすことがあり...

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糖尿病網膜症による失明を避ける!7つの知識を認定内科専門医が解説

in panic

糖尿病患者数は生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加しています。なんと日本人の糖尿病人口は1,000万人を超えているのです。糖尿病は何よりも合併症が怖く、糖尿病の3大合併症として「糖尿病神経障害」「糖尿病網膜症」「糖尿病腎症」が知られています。その中でも糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症として起きる目の病気です。糖尿病網膜症は緑内障とともに成人してからの失明の大きな原因疾患となっています。 ...

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認定内科専門医が解説・γ-GTPが高かった際に必要な7つの知識

Measuring Overweight

検診で、γGTPの異常を指摘された方は多いのではないでしょうか? その場合、医療機関への受診を勧められることもあります。受診すると「様子を見てください」と言われたり、「生活習慣の改善」を厳しく指導されたり、さらに詳しい検査を行われことがあります。一口に、「γGTPが高い」といっても、とるべき対応には差があるのです。今回の記事では、認定内科専門医の長谷川嘉哉が、γGTPが高いと言われた場合に、疑われ...

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認知症予防にも旅行にも!専門医が「京都検定」をお勧めする理由

Back view of three geishas

平成30年12月9日に第15回京都検定の試験が行われました。ご当地資格は全国で見られますが、京都検定は相当本格的です。毎年1万人近い人が受験し、ついにのべ10万人以上の方が受験していました。実は、私も京都検定の受験を志し、相当なる勉強のうえ2級と3級に同時合格しました。 普通のご当地試験は合格すればそれまでですが、京都検定は合格してからが楽しいのです。そのうえ受験勉強は大変ですが、合格へのプ...

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新インフルエンザ薬ゾフルーザ外来処方開始!嘔吐した場合の対処法は

国立感染症研究所は、平成30年12月14日、今季のインフルエンザの全国的な流行が始まったと発表しました。12月の3~9日の1週間に全国で推計約6万3千人が医療機関を受診。12月上旬の流行入りは例年並みだそうです。 我々医師としては昨年発売された塩野義製薬のバロキサビルマルボキシル酸(商品名:ゾフルーザ、Xofluza)が今年のインフルエンザ治療薬の主流になると考えていました。しかし今シーズン...

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骨粗しょう症の薬ビスフォスフォネート(BP製剤)が歯と骨を壊す?

Woman with a toothache.

ビスフォスフォネート系製剤(以下BP製剤)は、骨粗しょう症やがんの骨転移などに対し非常に有効なため、多くの医師が第一選択薬として使用しています。実際、当院のように脳神経内科が専門のクリニックでも多くの患者さんに使用しています。 しかし、最近、BP製剤を使用している患者さんが、抜歯などの顎骨に刺激が加わる治療を受けると顎骨壊死(がっこつえし)が発生することが分かってきました。ところが、多くの医...

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帯状疱疹・神経痛を防ぐ初期の処方について脳神経内科専門医が解説

Close up view of woman scratching her arm. Health care and medical concept.

帯状疱疹(たいじょうほうしん)というと一般的には、皮膚科医が中心として診断すると思われがちです。しかし、現実の外来では内科医でも週に1〜2回は帯状疱疹の患者さんを診察します。特にわれわれ脳神経内科医は帯状疱疹の治療には深くかかわります。 なぜなら大病院などでは皮膚科が診断、その後の帯状疱疹後神経痛の治療を脳神経内科医が引き継ぐことが一般的でした。治療期間も皮膚科医の治療は2週間程度ですが、脳...

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鉄欠乏性貧血・鉄剤継続のポイントは?測定項目の知識を専門医が解説

Tired businesswoman in the office with laptop and coffee

鉄欠乏性貧血は,貧血の中で最も頻度が高い疾患です。特に女性に多く、日本人女性の半数が鉄欠乏状態で、約500万人が鉄欠乏性貧血といわれています。外来などでも、血液検査で明らかな鉄欠乏性貧血を示してい ても,患者自身が貧血の症状を自覚していないケースがかなりあります。そして鉄剤の使用により貧血が改善してはじめて、疲れやすさや、動いたり作業するときに息切れを起こしやすかったことに気づく患者さんも多いので...

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高齢化で急増!筋萎縮性側索硬化症ALSについて脳神経内科医が解説

Titled book Amyotrophic Lateral Sclerosis along with medical equipment, conceptual image

私が専門とする脳神経内科の領域には、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病があります。脳神経内科医として、はじめてALSの診断をしたときは、相当悩んだものです。「最後の最後まで意識は清明ですが、四肢は全く動かすことができない」というある意味、とても酷な病気です。私も、一人で確定診断をすることが不安であったため、先輩医師に診断の確認をお願いしたものです。 そんなALSの患者数は増加傾向にありま...

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