歩幅が狭い人ほど認知症になりやすい?研究結果を認知症専門医が解説

Senior Retired Couple Running Along Beach Hand In Hand Together

最近、周囲の人に比べ歩くスピードが遅く感じることはないでしょうか? もしくは、どことなく歩幅が狭くなったことを意識することはないでしょうか? このほど、東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員の谷口優さんの研究チームが、「歩幅が狭い人ほど認知症になりやすい」という研究成果を発表されました。なんと「歩幅の狭い人は3倍以上も認知機能が低下していた」というのです。 今回の記事では認知症専門...

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認知症患者さんの易怒性を誘発!周囲が迷惑を被る地雷言葉に注意

Ambush

認知症患者さんは、病気の進行とともに、ちょっとしたことで怒りやすくなります。その時に、特定の言葉に反応することが多いため、患者さんのご家族が、「まるで『地雷言葉』ですね」と言われました。「地雷言葉」とは医学用語ではありませんが、とても的を得ているので、私の外来では、使わせていただいています。 今回の記事では毎月1,000名の認知症患者を診察している長谷川嘉哉が、認知症患者さんに易怒性(いどせ...

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「テープ回してる?」認知症専門医がボイスレコーダーを持ち歩く理由

recording

2019年7月の吉本興業の会見の冗談にならない話に、ボイスレコーダーのことが出てきました。実は、そのボイスレコーダーを私は常に持ち歩いています。人間は、何かよそ事をしているときに限って、良いアイデアが出てくるものです。そんな時に限って書くものがなかったり、書くことができない状況であることが多いものです。そんな時に、役に立つのがボイスレコーダです。 50歳を超えた自分にとっては、第二の脳との言...

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何もできないのに威張る!困った80歳代男性の対処法

Angry senior man scolding

当院は認知症を専門としています。そのため患者さんも高齢者の方が中心です。そんな毎日の中、本当に本当に本当に困らされる人たちがいます。年齢と性別でいうと、80歳代の男性患者さんが多いようです。私が医師として困る以前に、家族も困り、ケアマネさんも困り、介護現場も困っています。 毎日数人の困った80歳代男性が受診しています。これらの困った現象は、彼らの生まれた時代背景、加齢、病気が複雑に関わりあっ...

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認知症専門医がスチームアイロンを持ち歩く理由とおすすめ製品を紹介

Men hand ironing white shirt on ironing board

私は、年間40回ほど、講演で全国に出張しています。講演にはスーツがつきものですから、スーツケースに入れたり、着て移動ということになります。いずれにせよ気になるのが、「スーツのシワ」です。もちろん、ホテルによってはアイロンが常備されているところもありますが、いちいち確認も面倒です。その上、使ってみたら、使い勝手の悪いアイロンであることもあります。 そのため、私は講演の度に、「マイスチームアイロ...

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老齢年金も使って、一生働き続けられる準備をしよう

Old woodworker craftsmanship

2019年6月、「年金2000万円問題」が問題となり、参議院選挙でも一つの争点になりました。「平均的な高齢夫婦無職世帯の家計は公的年金だけでは月約5万円の赤字(30年で2000万円)となる」というものです。野党は「無責任」と反発しています。 しかし、我が国は資本主義です。年金では限界があるのはそもそもわかっていることだったはずです。定年後の生活が年金だけで賄えるなどとは多くの方は思っていませ...

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認知症治療の新しい視点・グリア細胞薬の可能性について専門医が解説

Doctor, surgeon analyzing patient brain testing result and human anatomy on technological digital futuristic virtual computer interface, digital holographic, innovative in science and medicine concept

アルツハイマー型認知症の研究は、アミロイドβが神経細胞を損傷するという「アミロイド仮説」に基づいて進んでいました。しかし残念ながら、製薬会社が莫大な開発費をかけても治験の失敗が続いています。臨床の現場で認知症患者さんを診ている私自身は、そもそも「アミロイド仮説が間違っているのでは?」と考えていました。 そんな中、従来の神経細胞でなく、神経細胞の周囲に存在する「グリア細胞」が認知症の原因ではな...

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ショートステイが突然閉鎖!介護事業もサバイバル時代に突入した背景

Frustrated mature man feeling upset desperate talking on the phone

2019年6月26日、近所のショートステイ施設から「今月限りで閉鎖します」と地域のケアマネに連絡がありました。「今月って、あと何日あるの!」と突っ込みたいところでしたが、ケアマネはそれどころではありません。その事業所は、7月も8月も通常の予約を入れていたのです。そのため、ケアマネは他のショートステイを探す必要が出てきたのです。 もちろん、ショートステイはどこも一杯です。他の市町村まで探しても...

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若い人ほど確定拠出年金を利用すべき5つの理由をFP資格をもつ専門医が解説

Financial planning

先日、大企業に勤める30歳台の男性と確定拠出年金の話をしました。せっかく企業型確定拠出年金が整備されているのに加入していないとのことです。これは、あまりにもったいない話です。確定拠出年金は、巷にあふれている投資話の中でも特筆すべき有利な制度です。 高齢者を中心の外来を行っていると、年金額の差が、そのまま「生活のゆとり」につながります。そのため、当院の若いスタッフは「本当に年金は大切ですね」と...

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介護費用節約のポイント7・FPとケアマネ資格の認知症専門医が解説

Elderly woman sitting at the table counting money in her wallet.

麻生太郎さんは受け取りませんでしたが、2019年6月3日、金融庁の金融審議会は、「年金だけでは老後の資金を賄えず、九十五歳まで生きるには夫婦で二千万円の蓄えが必要になる」と試算した報告書を作りました。ちなみに、この試算には、病気や介護にかかる費用は含まれていません。しかし、75歳を超えれば3割の方には介護が必要になり、介護費用は避けて通れません。 今回の記事では、フィナンシャルプランナー(F...

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