無年金の恐怖・・年を取ってからこそお金が大事!?

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先日、患者さんで“夫婦とも無年金”という方が見えました。申し訳ないのですが、彼らから改めて年金、特に現役を引退してからの老齢年金の重要性に気づかされました。高齢の夫婦は75歳を超えており、働いて収入を得ることはできません。日々の生活は、子供さんと同居することで養ってもらっているようです。

ご主人は要介護状態であり、ケアマネとしては、デイサービス等も利用してもらいたいところです。しかし、自己負担額が出せないため介護サービスも利用できていません。結果として殆ど自宅に籠っているため、さらに廃用性に日常生活動作が落ちていきます。ついには、自宅での介護は不可能となり、入所施設を探すことになりました。減免制度が利用できる特養や老健は空きがないため、月額10万円の負担となるグループホームに入所となりました。この10万円も2人の子供さんが負担されるようです。家族もある子供さんたちが、毎月5万円の負担は相当なものだと思います。事情はわかりませんが無年金であることは、子供さんにまで負担をかけてしまうようです。子供さんも経済的負担により、まさに”負の連鎖“となっていくようです。

外来をやっていると、高齢者の中で所得が高い方はなんとなくわかります。カルテを見て、75歳以上で3割負担であれば、かなりの所得があると分かります。もちろんそれだけでなく、見栄えでもわかってしまいます。75歳を超えても3割負担の方は、どこか優雅で年齢より若く見えます。

やはり、現役を引退してからの方が、老齢年金を中心とした所得が重要になるようです。

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