寄付する前に、行き先を吟味しよう

2014-09-15

今年も、24時間テレビが行われました。この番組での呼びかけ以外にも結構寄付をすることは多いものです。しかし、寄付をする際に、どのような使い方をするかを気にされたことはあるでしょうか?例えば、多くの方がイメージする社会福祉法人については以下のような報道もされています。

都道府県と政令市、中核市109自治体(13年度末)を対象に、調査した結果、09~13年度に、役員が運営費を私的流用したり、理事会の承認を得ずに高額報酬を受け取ったりするなどの「公私混同」が65法人で確認された。うち13年度末までに、29法人は同法に基づく改善命令を受けた。寄付金約1億7000万円が使途不明になり、理事長が一部を私的に流用していた埼玉県内の社福は、改善命令に応じず、12年7月に解散命令を受けている。65法人のうち約7割が、「理事長が年間2000万円の報酬を理事会の承認を得ずに受け取っていた」(浜松市)など、金銭に絡む不正だった。横浜市の社福の元理事長は06~08年頃、最大で月225万円を受け取り、勤務実態のない妻や長男にも月20万~100万円の給料が支払われていた。元理事長の流用総額は約2億2500万円。同市は社福への通知文書で、「理事会が機能しておらず、不適切な支出を抑止できなかった」と指摘した。”


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皆さんが寄付したお金の一部がこんな使い方をされたらどう思いますか?世間が募金の行き先に関心を持たない限りは、社会福祉法人といった無難な組織にお金を渡して終わりとするでしょう。「我々は、集まったお金を最大限有効活用していただける団体として、Aという機関とBという機関を選びました。その理由は…」という説明をする社会にならない限り、集まったお金は適当に捌かれ続けるでしょう。

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