筆記療法

私は、以前から若いスタッフに

『いくつかの仕事が重なって、頭がパニックになった時には、一度やらなければならないことを紙に書きだしなさい』

と指導してきました。

実際に紙に書きだすと、“頭の中で考えていたより、大した量でなかったり”、“取り組む優先順位”をたてることができます。

これは、スタッフからも好評ですし、私自身では習慣化しています。

結婚退職した、スタッフは結婚後の新婚生活でも取り入れているとことでした。

 先日、ある本を読んでいるとこの方法は、心理学博士ジェームズ・W・ベネベーカーが考案した“筆記療法”というそうです。

療法では、形式は自由。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


無理せずに。情報を記載するだけではなく、それに対する自分の気持ちを表現することで、心身の健康を増進する効果があるそうです。

 では、なぜ書き出すだけで、このような効果があるのでしょうか?

① まず、頭の中で考え続けることは、形になって残らないので「終わりにする」ことが出来ません

② 紙に書ききることで、嫌な気分や莫大な仕事も有限であり無限でない事を自覚することが出来ます。

③ さらに、人間の脳は、紙に書いた時点で『記録に残った』と認識して、『頭に置いておく必要はない』と考えるのです。

 これらの動きは、神経細胞をはじめ『キャパシティに限界を持つ脳』としては極めて『合理的な戦略』です。

皆さんも“膨大な仕事”や、“悩み苦しみ”が頭の中でいっぱいになった時は、紙に書き出してみることをお勧めします。

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ