大学との共同研究では売れない!

2015-06-10

認知症専門医をやっていると、いろいろな業者から『認知症には○○が効果があります』という話が舞い込んできます。先回、ご紹介した“におい”だけでも、いくつもの種類が商品開発されています。その商品も、治療から診断まで多彩です。もちろん“におい”以外にも、パソコンを使った脳トレ、運動、園芸、演芸(笑い)などきりがないほどです。

しかしながら、このような中で利益が出ている業者は殆どありません。そして利益が出せない業者に共通しているのは、『○○大学と共同研究しています』です。実は、これがビジネスで成功しない原因でもあるのです。大学が関心があるのは、”商品の効果が研究論文になるか否か“だけです。その結果が利益になるか否かは関心がありません。

業者の人間までもが、利益に関心がないケースもあります。そんな彼らの言い分は、『良いものは売れます』です。いくら良いものでも、誰にも知られなければ永遠に使われることはありません。また、“どんな方のどんな困りごと”を解決できるかが、明確でなければ役には立ちません。結果、多くの業者が持ってくる商品は、無駄な経費と人件費だけかかって、資金が途切れた時点で終わってしまいます。利益は血液です。利益が出ないければ、事業の継続はできないのです。


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そんな困った状況になって、『先生の意見を聞かせてください!』と情熱的に面談を求める業者が後を絶ちません。そんな依頼に対して、『相談は有料です』と答えると、多くの方が面談を諦められます。効果が出ない大学には無駄なお金を平気で払い、本当に効果がある意見に対しては“無料”が当然と思っているようです。

本当に良いものが売れなくて困っている業者さん。認知症関連商品について、当ブレイングループに相談いただければ投資以上の効果をお約束します。

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