西村計雄さんを知らしめた??

2017-05-03

先回、日本人が気づいていなかった
伊藤若冲をはじめとする江戸絵画の素晴らしさを
アメリカ人のジョープライスさんが発掘した話を紹介しました。
ジョープライスさんと比較するにはスケールがあまりにも違いますが、
私も、パリで活躍した西村計雄さんを微力ながら知らしめました。
もちろん、西村計雄さんは、渡仏後、ピカソの画商カーンワイラーと出会い、
それを契機に1953年よりパリで大活躍。
作品は、フランス政府やパリ市が買い上げられた凄い画家です。
そのため、それなりには有名な方なのですが、
少なくとも、テレビ東京の”なんでも鑑定団”では取り上げられたことがありませんでした。

1994年4月19日から始まった、”なんでも鑑定団”
視聴者からの応募だけでは、マンネリ化してきたため、
担当者が必死に情報を求めていたようです。
その時に2010年07月23日に私が書いた以下のブログ
“西村計雄先生自身が選んだ自選集の巻頭を飾った80号の大作で”竹”という作品があります。実は、その作品が我が家の玄関を飾っています。入手経路は、なんとインターネットオークションです。なぜこれほどの作品が、オークションにと一抹の不安もあります。いずれは、なんでも鑑定団にでも出品して鑑定をお願いしようかと考えています。”
を読んで、突然クリニックに電話、出演となりました。
結果、120万円で購入した絵の評価額は、驚きの1000万円です。
この番組以降
北海道の西村計雄美術館の来館者は増え、
なんでも鑑定団でも、私の知る限りは
4点の絵が出品され、いずれも高値の評価でした。
(もちろん私の作品が最高額ですが・・)
なんでも鑑定団という狭い世界の話ですが、
この番組をきっかけに再評価された画家さんも結構いらっしゃいます。
西村計雄さんの名前も少し広まったと自己満足に浸っています。


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